3日前(03/30)の夕方に、スリランカ人のスポーツ記者から「Covid-19に乗じて北朝鮮が世界を滅亡させようとしている。だって核ミサイル撃ったじゃん」という私を心配してのメッセージが来たのだけど、「南アジアから見るとそう見えるのか...」と思うばかりでなだめるのに大変でした。

 

「SARS Cov-2は中国が作った!」と主張するそのスリランカ人。でも、昔日のスペイン風邪がウイルスによるパンデミックだと知らなかった人に言われましてもねえ.......

何せそのメッセージのやり取りの中で、ガチで「え、スペイン風邪ってウイルスでかかったものなの?」と聞き返されたんですから.....

当然スペイン風邪もとい現A型インフルエンザの発生源が米国だとも彼は知りませんでした...orz

「知らないで言ってるのかよ(汗)」と萎える私......il||li _| ̄|○ il||l

このぶんだときっと、「菌(バクテリア)とウイルスは別物」も知らなさそうです......

 

まあ、インドに住んでいた頃にインドの英語報道を日常的によく読んでた時期に目についたのは、中国ヘイトへの誘導の頻度の高さでしたね。スリランカは結構チャイナマネーが入ってるにも関わらずそれに同調気味。「米国は一度も悪いことしたことない!中国ガー!」と必死でしたねその彼も。リアルの中国について全く知らない人に言われましてもね...と力が抜ける私。

中国ヘイトをする際の一部南アジア人の結束たるや、日本人の近隣国へのそれに共通するものを感じます(人間、ところ変われどやることはあまり変わらない、という現実ですね)。

 

それにしても、「Spain FluがVirus由来だと知らなかった」「北朝鮮から発射される飛翔体は別に初めてじゃない」などを全然押さえてない人から「事実を見るんだ!事実を!」と言われましてもどうしろと......

 

隣のインドで過去に核実験も長距離ミサイルの実験もやったじゃないか、知らないのか忘れたのか?だいたいインドは北朝鮮よりもずーっと軍事大国で「インドの方が軍事関連用品輸出国アジアでトップクラスやで」とツッコミ入れたくなりつつ、エネルギーの無駄なのでやめました。 隣のインドの過去の首相に「ミサイル開発の父」と呼ばれてたのおったやないかい、とかツッコミたいこといっぱいですけど(汗)