30数年以上にわたり反対活動が続いてきていた「上関原発建設計画」、とうとう建設に踏み切るような空気を匂わせる報道が出てきています。

山口県上関町祝島に住む高齢住民たちが何年も何年もずっと反対運動を続けてきてくれたおかげでなんとか差し止められていた建設が、いよいよ「島の住民の高齢化」に耐えられなくなり無理やり実行されてしまうのだろう...と個人的には思います。

安全は、自動的に確保保証されるものではなく、誰かの努力があってこそなのだなあとも改めて思い知らされます。

 

2011年3月11日に発生した東日本大震災を境に、それまでよりもしょっちゅう「地震情報」をチェックするようになった私ですが、311以前のデータを振り返ってみても「ほとんど毎日、日本のどこかが揺れている。マグニチュードレベルが2〜3レベルだと地表では震度1くらいになり体感できるほどではないけれども」という、「実はぷるんぷるんの豆腐の上」に住んでるようなものなのだな、と思わざるを得ない記録の数々。

https://qingxiang129.wordpress.com/category/earthquake-powerhouse-japan/

 

2001年〜2015年の15年間に発生した世界の地震をアニメーション化した動画をみても、以前に5年半住んだ南西インド地方はその15年間で揺れた形跡がないものの、日本の揺れ具合の多さにはため息が出るばかり。

 

こんなにたくさん揺れてる日本列島の上に原子力発電所が50基あまりって......

「ぷるんぷるんの豆腐の上にろうそく50本立てている」

ように見えてしまいます。

 

そしてさらにろうそくが1本追加されようとしていて......

311で発生した事故のリカバリーもまともにできてないのにリスクだけはまた増える......ようにも見えてしまいます。

 

はあ.........(ため息)