本日8月15日は、日本では「終戦の日」、インドでは「独立記念日」となっております。
日本での8月上旬といえば、物心ついた頃から長年「戦争の悲惨さを伝え、繰り返そうとしないように呼びかけ」的な放送や報道がくどいくらいに繰り返されてきていた記憶が個人的な経験としてたくさん記憶に残っているのですが、気のせいか今年はその空気感が以前より薄くなっている気がします。
安保法制や改憲、それに伴う緊急事態条項についての問題がここ数年地味に払拭できてないせいもあると思いますが、伝聞で過去に散々聞いてきた「開戦前夜」を匂わせるような言論があちらこちらで見え隠れしているのがとても怖いです。
一つ一つのそれらは一見小さく見えても、積み重なって飽和状態に達した時に歴史が動くことだってあります。
歴史とはそういう一面を持っているように思います。
さすがに最近、「ヤバさ」を感じる人が少数ながら出てきている模様で、いくつかご意見を拝読拝聴していると「だからうちは8年も前に”自治区”って言ったのに........orz」と思うことしきりです。
でも、2011年からの約2年間に集中した「移動したい日本人への支援と、複数の国で支援した側がこうむったダメージ」を複数知っている身としては、もう繰り返す気はまったくありません。我が家も大損して大きなダメージを受けてしまいましたので。