東映特撮YouTube Officialで先週から配信が始まった『世界忍者戦ジライヤ』(更新は毎週木曜日22時)。
タイトル通り、世界のあちこちから「えっ、そんな忍者おったん?」と思ってしまう個性的な忍者がゲストとして登場する作品なのですが、その個性豊かな世界忍者の一人が「トルコ・イスタンブールから来た牢忍ハブラム」。
外見は『北斗の拳』のハート様に近いです。
ハブラムが登場するのは第3話で、イスラム教の祈りを捧げる場面も出てくるのですが、これを本放送で観ていた頃(1988年)の私はイスラム教に対する予備知識がほとんどなくて、よくわからないままに観ていたのです。
それが2010年代に入り、インドに行ったことで実在のイスラム教との方々との親交が増え......
それらの時を経て再視聴した『ジライヤ』第3話、ハブラムがジライヤにお礼を言う場面、日本語でありがとうと言う前にハブラムがアラビア語で「ありがとう」とちゃんと言ってること、むかし本放送で観た時には気づかなかったので、今回新しい発見でした。
アラビア語の「ありがとう」に関しては、インド生活そのもの、と言うよりも2006年のアジア競技大会をドーハに観戦に行きたくてアラビア語を学ぼうかなあと思った際に知ったものではありますが、なんにせよ「いろんなことを知らないよりは知ってる方が、同じ何かの作品をひとつ観るのでも味わいや理解が深まるなあ」と改めて実感した次第です。
(^-^)
ちなみに。
ハブラム役の俳優さんは『電子戦隊デンジマン』のバンリキ魔王役を務められたお方。
デンジマンは戦隊初の「敵側クーデターが起こった」シリーズだったので、子供心に面白く見てたのを思い出します。(お話に深みが出る、と言う意味で)