この『BSアニメ夜話』をつい観てしまったせいで、庵野秀明氏の作画が観たくなり、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』を昨夜、(実は今さら)初鑑賞。 80年代でこの作画レベルと、キOOイレベルのこだわり(注:最上級の褒め言葉です)に、「いやー(作画的に)すごいもん観ちゃったな」と打ちのめされた感です。 当時20代の若者たちがこういう作品を作れたってすごい、というかこの作品の中枢に名を連ねた人たちが今でも活躍できてるのが納得できるものがありました。
そもそも、「アマチュアの自主制作で作りたかったが、アマチュア組織では無理なので、プロの枠組みで作るためにガイナックスを設立した」のくだりが面白すぎてwww 普通は逆に考えますからね。 どうりでガイナックス設立時に、アニメ製作会社とは思えないほどあらゆる事業項目を連ねた定款を作るわけだ、とも納得。(=なんでもできるように最初からしておいた)
エンディングクレジットを観察していると、藤原カムイさんのお名前もあったりして、「ああ、それで人物にそれっぽい雰囲気を感じたのかぁ」という部分も、個人的に自分勝手に納得。(あくまでも個人的な観点であり個人的感覚です)
なんというかとにかく、「作り込み」に打ちのめさた一作でした、はい。
王立宇宙軍 オネアミスの翼 [Royal Space Force-The Wings of Honneamise] [Blu-ray]