最近視聴を進めていたアニメ版『機動警察パトレイバー』、とりあえず初期OVA版、テレビシリーズ版、アニメ劇場版第1作目、後期OVA版、アニメ劇場版第2作目、ミニパトまで観終わりましたが。

(注釈:アニメ劇場版第1作目は1990年頃にビデオ媒体で複数回視聴済み、第2作目はインドで動画媒体にて一度視聴済み)

 

Wikipediaの『パトレイバー』項目にある、「パトレイバーにインスパイアされたのがドラマ『踊る大捜査線』である」という内容に、改めて納得した次第です。

「あー、『パト』のこれが『踊る』のそれになって、なのね」

という設定ポイントや要素がいくつもあるので、両作品知っているとどちらも倍楽しめる感じになっています。

 

後期OVAのシリーズ構成に関しては、「グリフォン編をもっと長めにやって欲しかった」という個人的な感想がありますけど、初期OVAからアニメ劇場版第1作目までは個人的に好みの範囲ではあるので、それとコミック版が「私の好きなパトレイバー」の範疇かな、というところですかね。

アニメ劇場版第2作目以降になってくると、以前にネット上でちらっと見かけた「押井守がパトレイバーを私物化している」という意見に納得せざるを得ない造りになってしまっているので、(多岐展開のメディアミックス作品でもあることもあり)アニメ劇場版第1作目以前を私の思う、というか支持する『パトレイバー』として認識しようかな、と思います。

 

機動警察パトレイバー(1) (少年サンデーコミックス) 

 

それにしても。

 

『パトレイバー』シリーズには二度も「自衛隊が蜂起する」というエピソードがあるのですが、日本の場合「シビリアンコントロールを欠いた自衛隊の蜂起は起こり得る可能性が相当低い」はずなんですけどね。(某所でそのあたりの某関係者から聞いた話によれば、日本での自衛隊蜂起には一般市民によるシビリアンコントロールは必須だそうです)

クーデター話好きだなぁ押井さん(棒読み)