『2018/02/13(火) こんなパトレイバーはイヤだ2018』でも言及した、『機動警察パトレイバー』視聴、読んだこと・観たことがある方々ならご存知かと思いますが、同作品中に登場する「バド」という少年キャラクター。
過去、主にコミック版で読んでいた(『パトレイバー』は、メディアミックス作品なので「漫画原作→アニメ化」という概念よりは「コミック版・テレビアニメ版・OVA版」などと呼称するほうが適切でしょう)私は、バドのフルネームを実は知らないままきており、今般の「改めてテレビシリーズの内容を視聴」で初めてバドのフルネームを知るに至りました。
その名も、「バドリナート・ハルチャンド」。
アニメ版音声でこの名前を聞いて、「んっ?」となった私。
えっとぉ、なんとなく、音声的にそれってインドっぽい響きするよねぇ???
気になったのでWikipediaなどで軽く検索をかけてみると、「OVA版ではインドに強制送還」などの記載があるので、どうやらインド人もしくはインド系という設定と解釈して良さそうです。
いやー、こんなところにインド人キャラクターですか。
というか、インド生活経験してなかったら、名前の音声で気づかなかったよなぁとか思います。
何せ学生時代に接したサブカルチャーコンテンツに出てきたインド人といえば、安永航一郎先生の漫画『県立地球防衛軍』に出てくるインド人留学生カーミ・サンチンくらいなもので、これは某社のインスタント食品をもじったものであることくらいは、当時インドのことを何にも知らなかった私でさえ分かったことで......
その程度だったのですが、
さすがに数年現地で暮らすと、「あ、これインド系もしくはそれに近しい人たちの名前じゃない?」と勘が働くようになり、アニメ『交響詩篇エウレカセブン』にインド人パイロット、ラジクマール・ナーイルがいると聞けばヒゲ氏と二人で悶絶し、ドラマ『安堂ロイド』にてやたらにインドがキーワードとして出てくることにまた悶絶し、などということを経験するようになりました。
それにしても。
『パトレイバー』はもう30年ほど前の作品。(『県立地球防衛軍』もですね)
その時代にインド人キャラクターを出すとは、ある意味時代を先取りしていたのかなぁとも思ったり思わなかったりするのです。
(だからどうしたっつー話なんですけどね ^ω^;)