『2012/03/28(水)  またも郊外のあの場所へ』からの帰り道の車中。

 

第一陣のママさん、ボダザギ(ガダベ)さんが

「なんか、ここ来てから二週間で私、「自分が大卒だ」と口にするの恥ずかしくなりました」

という言葉を漏らされました。

 

というのは、先遣隊及び第一陣の学歴は、ヒゲ氏=写真専門学校卒、私=高卒、第一陣の若手女性(21際)ビシボちゃんも写真専門学校卒、そしてボダザギ(ガダベ)さんは四大卒、という構成。

マンガロールに来てから二週間、先遣隊2名の自分よりも学歴が低いにも関わらず、他言語能力もその他の交渉・立案能力なども先遣隊のほうが圧倒的に上回っていることに軽くショックを受けてるらしく。

当のヒゲ氏と私は、世の中には自分達より優秀な人はいると思っているので、ボダザギ(ガダベ)さんの言葉を「ふーん」と特に何をどう思うでもなく、ただ受け止めてるだなのではありますが。

 

ボダザギ(ガダベ)さん本人曰く「四年間、飲んで遊んでただけ」だそうで.......

話に聞く日本の大学らしいなぁ......とそう思うだけではありますが。

 

それよりも気になるというか、ちょっと心配になるのはそのボダザギ(ガダベ)さんの

「英語を見るだけで拒否反応起こす」

という言葉です。

インドには多数の公用語がありますが、外国人にとって一番重要で汎用性が高い言語はやはり英語。インドじゃなくても必要な言語なので「見るだけで拒否反応起こす」では大丈夫なのかしら?と。

 

その状態で、過日「自分で何とかして(ここインドで)仕事探しますから」とも彼女は話していたわけですが、まず英語を克服しないといけないし、そうじゃなくても自分の強みを活かす売り込みを考えなければいけないわけで、いったいどうするんだろうか?と思いつつも、ヒゲ氏の起業アドバイスをスルーしてそこまで言い切ってしまうのであれば、それはそれで本人の意思を尊重するより他ないわけですが......

 

本人の努力で何とかなるよう、祈るばかりです、ハイ。

 

(プライバシー保護のため、日本人名はグロンギ語に翻訳しています)