04(日) どっちかといえばリゾートって……

R3氏のクルマでまたまた連れ出されるヒゲ氏と私。

到着してみると「Summer Suns」という施設でした。
マンガロールに到着して二日目の晩に連れて行かれた「ただの自然そのまんまの島」だった自称？リゾートとは違い、小ぶりではありますがプールが作ってあり、宿泊用ロッジの作りもちゃんと平屋建ての建築になっております。

日本人の目から見れば「そうそう、リゾートってこういう感じじゃないと」を、いちおう満たしているので、これなら「ここはリゾートですよ」と言われても「えええええっ、マジ？！嘘でしょ？！」とはならなくて済みます。

で、何しに来たかというと、オーナーと直にご面会。
R3氏がヒゲ氏と私をオーナー氏に紹介し、マンガロールに来た目的などを説明してくれるわけですが…
オーナー氏は「僕ができることは、これとこれとこれと…」といくつか事業内容らしきものを紙にメモしてくれます。
「僕は何でもできるから、何でも僕に言ってよ」と自信ありげに語るオーナー氏。

とはいえ、メモしてくれた紙に目を落とすと「コーヒー豆、リゾート経営…」などいくつも書いてはあるものの、個人的には「これと自治区建造と直接関係あるの？」と内心一瞬思ったり。
地元及びその周辺のことは何でも知っておいたほうが良いとはいうものの………

なぜここに連れてきたのかR3氏の真意をはかりかねつつも、リゾート施設自体は「区切って造ってある施設」として「なるほど、こういう風にインド人は造っているのだな」という参考にはなるので、宿泊棟エリアなどを見学させてもらったりしました。
こういうところに滞在…はたぶん西洋人が好みそうですけどね、雰囲気的にも構造的にも。

さて。

仮アジトのアパート近所でクルマを停め、ヒゲ氏と私を降ろそうとした直前にR3氏の口からこんな言葉が。
「さっきの彼、どう思う？」
と。

「うーん、あれもこれも何でもできるとは言ってたけどねぇ…」
と素直に思ったことを二人で答えると、R3氏は
「僕は今ひとつ気に入らないなぁ。あんなに「何でもできる」だなんて、ちょっとね…」
とちょっとお気に召さない様子。

そう言うならそういうことにしておこうか、とクルマを降りる我々二名。
まぁ、日本でも「何でもできる」と吹聴する人はいるしね………と思いつつ。

やっぱり日本人としては、というかヒゲ氏と私としては「これは得意だけど、これはできない」などのように、できないこと知らないことにも言及してくれるほうが助かりますしね。