『2012/02/04(土) マンガロール5日目<7>』からホテルへ帰ってきたのちは、ロビーでS・A氏とミーティング。(結局、R3氏が昔働いていたホテルに変更しました)
ここに来て、ヒゲ氏が「Sさんが(アメリカに)帰っちゃう前に、君のプレゼンもしておきなさい」と私に進言。「私のプレゼン」というのは、武術に関する活動についてです。
正直言うと、自治区計画が本格的に指導すれば、自分の個人の活動は犠牲にしなければいけないだろう、次世代の子供達を助けるためならそれももしかして致し方ないのかもしれない、というワタシ的には悲壮な覚悟を、このインド計画に携わると決意した時点で実は決めていました。20年余り、数え切れないほどの頻度で半鬱や引きこもり体質と戦う力を私にもたらすことができた唯一の物、ある意味「生命維持装置」そのものと言っても過言ではなかった武術を諦める覚悟さえしていたのです。いい年した大人として、いい加減そのくらいのことは考えないといけないだろうという気持ちが、311以降に日本に降りかかってきたことを通して少しは芽生えてきたからかもしれません。
ヒゲ氏は2011年3月にこの自治区計画を考え始めてから一貫してずっと「大人は自分を犠牲にしてても子供を救え。それが大人の責任であり使命だ」と繰り返し繰り返し何回も何度でも言い続けてきました。その「犠牲にしてでも」には「もちろん俺自身も入ってる」という言葉が真剣な形相で付け加えられています。
だから、「次世代の子供達のため」にはそうあらねばならないのだろう……と、これも自分が好きな特撮ヒーローを振り返って思うわけで、それだと悠長に武術やってる暇なんてないよなぁ……と諦めようとしていたわけですが……。
ヒゲ氏はそんな私に対して、日本を出る前に「マンガロール武術協会作ればいいんだよ」と言いました。私は「インドの連盟に加盟して試合に出たいだけなのに…地区協会なんて……」と思っていたのが本音ですが、いちおうその言葉を聞き入れることにし、インド武術連盟(Wushu Association of India)に宛てた推薦レターを日本国内の教室・協会諸氏からいただいて渡印してきていました。
その推薦状と過去に獲得したメダル全部と過去の大会の自分の動画をS・A氏に見せて、「マンガロール武術協会設立」を希望している旨を伝えました。
S・A氏は20年以上もアメリカに住んでいることもあるせいか、あっさり「いいね」とニッコリ。インドにも連盟がある旨を伝えると、メールでの連絡をしてみてくれるとのこと。というわけで連盟のメールアドレスもお伝えしました。
これで連盟に繋がれるといいんですけどね……どうなるかなぁ。
その他には、日本のアニメの作品の中で他国で人気になってる物がいくつもあるので、そういったことへの取り組みができればマンガロールにとっても経済効果になる、というヒゲ氏案もお伝えしました。アメリカにいる人には、ご高齢でもアニメやSFXコンテンツの市場の経済効果はご想像がつくはずですし。
これも、「そうだね、アニメ市場は確かに大きなビジネスだね」と言ってもらえて好感触。
ヒゲ氏自身が、本当の意味でクリエイター重視のコンテンツを作りたいと思っているのと、自治区=とどのつまり「街」には経済活動が必須ですから、商業的事業を考えずして何をする?という理由があっての提案でした。
経済基盤なくして街が造れるわけはありませんからね。
(・ω・)b
ところで。
お里帰りを兼ねていたS・A氏も、そろそろアメリカに戻らなくてはいけない頃合いです。
お忙しい中、諸々の手配やご同行本当にありがとうございました。我々二名、共に感謝しております。
ここに来て、ヒゲ氏が「Sさんが(アメリカに)帰っちゃう前に、君のプレゼンもしておきなさい」と私に進言。「私のプレゼン」というのは、武術に関する活動についてです。
正直言うと、自治区計画が本格的に指導すれば、自分の個人の活動は犠牲にしなければいけないだろう、次世代の子供達を助けるためならそれももしかして致し方ないのかもしれない、というワタシ的には悲壮な覚悟を、このインド計画に携わると決意した時点で実は決めていました。20年余り、数え切れないほどの頻度で半鬱や引きこもり体質と戦う力を私にもたらすことができた唯一の物、ある意味「生命維持装置」そのものと言っても過言ではなかった武術を諦める覚悟さえしていたのです。いい年した大人として、いい加減そのくらいのことは考えないといけないだろうという気持ちが、311以降に日本に降りかかってきたことを通して少しは芽生えてきたからかもしれません。
ヒゲ氏は2011年3月にこの自治区計画を考え始めてから一貫してずっと「大人は自分を犠牲にしてても子供を救え。それが大人の責任であり使命だ」と繰り返し繰り返し何回も何度でも言い続けてきました。その「犠牲にしてでも」には「もちろん俺自身も入ってる」という言葉が真剣な形相で付け加えられています。
だから、「次世代の子供達のため」にはそうあらねばならないのだろう……と、これも自分が好きな特撮ヒーローを振り返って思うわけで、それだと悠長に武術やってる暇なんてないよなぁ……と諦めようとしていたわけですが……。
ヒゲ氏はそんな私に対して、日本を出る前に「マンガロール武術協会作ればいいんだよ」と言いました。私は「インドの連盟に加盟して試合に出たいだけなのに…地区協会なんて……」と思っていたのが本音ですが、いちおうその言葉を聞き入れることにし、インド武術連盟(Wushu Association of India)に宛てた推薦レターを日本国内の教室・協会諸氏からいただいて渡印してきていました。
その推薦状と過去に獲得したメダル全部と過去の大会の自分の動画をS・A氏に見せて、「マンガロール武術協会設立」を希望している旨を伝えました。
S・A氏は20年以上もアメリカに住んでいることもあるせいか、あっさり「いいね」とニッコリ。インドにも連盟がある旨を伝えると、メールでの連絡をしてみてくれるとのこと。というわけで連盟のメールアドレスもお伝えしました。
これで連盟に繋がれるといいんですけどね……どうなるかなぁ。
その他には、日本のアニメの作品の中で他国で人気になってる物がいくつもあるので、そういったことへの取り組みができればマンガロールにとっても経済効果になる、というヒゲ氏案もお伝えしました。アメリカにいる人には、ご高齢でもアニメやSFXコンテンツの市場の経済効果はご想像がつくはずですし。
これも、「そうだね、アニメ市場は確かに大きなビジネスだね」と言ってもらえて好感触。
ヒゲ氏自身が、本当の意味でクリエイター重視のコンテンツを作りたいと思っているのと、自治区=とどのつまり「街」には経済活動が必須ですから、商業的事業を考えずして何をする?という理由があっての提案でした。
経済基盤なくして街が造れるわけはありませんからね。
(・ω・)b
ところで。
お里帰りを兼ねていたS・A氏も、そろそろアメリカに戻らなくてはいけない頃合いです。
お忙しい中、諸々の手配やご同行本当にありがとうございました。我々二名、共に感謝しております。