知る人ぞ知る、というか極めて限定的人気ではありますが、極めて限定的なかたがたには有名なチョビさんは、知ってらっしゃる皆様にはご存知のインド犬です。
ストリート出身のチョビさん、犬種は何だろうな~と常々ぼんやり思っていた私ですが、「とりあえず検索してみればいいじゃないか」とふと思い至り、「インド 犬 種類」のキーワードで検索してみたのでありまする。

すると…

http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/パリア犬

どうやら、インド犬の典型的な種類、「パリア犬」と判断して良いようです。
チョビさんの尻尾は、まるで切られたかのようにピンと短くてその部分は他の多くの犬と違うのですが、体型や雰囲気はまさにパリア犬のそれです。
パリア犬は何と、人間のカーストで最低位に位置付けられていたらしく、それって……人間の末端に属してるって意味なのかしら?と思いが至ります。
そうかぁ……チョビさんってカーストあったんだぁ……と妙なことに納得?しつつ、インドの犬について書かれた日本人のかたがたのお話などを拝読してみることに。

http://hyu-bridge.seesaa.net/article/242359017.html

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52170338.html

http://museindia.typepad.jp/2009/2009/07/post-4.html

http://gigazine.net/news/20140419-india-train/

http://gigazine.net/news/20140405-india-starbucks/

うーむ、やはり様々なかたがたが「インドでは犬と人間のあいだに妙な共存関係が」と感じておられるご様子です。
地方自治体で多額の予算をかけて殺処分をおこなう日本のようにならなければいいなぁ…と日々思いつつ、インドの路上で横倒れて寝ているワンコにワタクシ個人は微笑ましく目を細めるわけでありますが。
ただまぁ、犬が嫌いな人間も当然いるわけなので、チョビさんも含めて人間と犬がうまく適度な距離を置いて共存が続いていければいいなあ、と個人的には思う次第です。

「だって犬は噛むじゃん!」
という意見もおありかとは存じますが、インドで犬の生活を観察していると、噛み付く原因は「人間が殴ったりひっぱたいたせいで恐怖感が生じたため」とか、「繋いで拘束しっぱなしでストレスが溜まって凶暴性が生じた」という感じなので、どうも我々人間の側にかなり非がありそうな様子なのです。
ハンセイ(。-_-。)シマス

ですので、とにかく適度な距離を置いて共存が続いていければ、なのかなとただただ思う次第です。犬嫌いのかたに「犬を好きになってよ!」という無茶ぶりなど、もちろんできないですし、する権利もないわけですから。

ただ、むやみに殺さないで、と願うのみですね。
犬も猫も、他の小動物たちも、極力。
▽・x・▽