転がる香港に苔は生えない (文春文庫)
星野 博美
文藝春秋
売り上げランキング: 59,391



とうとう文庫版がこの日、出版されました。

もともと1980年代半ばから香港は興味があって仕方がない場所でしたが...

もちろん香港隊と仲良くなったせいもありますが......


私がこんなにまでも香港に心を奪われてしまったのは、実はこの本『転がる香港に苔は生えない』のせいなのであります。


文庫版の帯に書かれた「たまらなく あの雑踏の中に戻りたくなる」

まさにその通りの思いが、心に巣食って離れません。


そう。

私の大好きな香港は、この本の中で繰り広げられる生の、日常の世界。

浅い眠りの中で、毎日をたくましく生きる生活のある街。


そんな香港への想いは、

まるで恋した相手に、

焦がれて焦がれてしまう、

痛みにも似た想いなのだ。





単行本を新品で手に入れ損ねたので、この文庫はちゃんと、新品で買うぞーーーーー!!!!!




前ブログでの最終更新日 2006年10月27日 23時10分19秒