わずか5分間という短い編成ではありますが、6月6日(火)から本放送週3回&再放送週3回が行われていた『NHKテレビ アジア語楽紀行~旅する広東語~』が、この日で予定していたすべての放送を終えました。


香港映画が、中華圏の言語を学ぶそもそものきっかけだった私にとって、香港の公用語である広東語は、実は普通話(北京語をベースとした中国共通語)よりもある意味思い入れのある言語。
中国語もとい普通話を学び始めたときは「普通話は香港の公用語ではない」などとは知る由もなく(悲しいことにこの事実は今でもあまり知られておりませんが)、のちのちその事実を知ったときに、「ええぇぇぇぇぇぇぇ違うのぉぉぉぉぉ?!」と大変にショックを受けたのを覚えております。

ですから、今年NHKで広東語が「久しぶり」に取り上げられるとあって、「うわー何年ぶりだろう」と思わず遠い目になってしまいました。
何せ、NHKで広東語を取り上げてくれたのは、私の記憶にある限りでは1992年度および1993年度の後半にラジオ講座の応用編で.....というたった二期限りのもの。しかも、1993年度の放送は1992年度の再放送です。あれからすでに10年以上............。
中国広東地方・香港・マカオのみならず、潮洲系華僑が多数存在する東南アジアでは広東語スピーカーは相当な数にのぼり、普通話と併せて使用することができれば世界の大半の華僑と渡り合えると言っても過言ではないというのに、「一方言でわざわざ番組化するのはねぇ」というのがNHK側の意思らしい、ということを某所で拝読いたしました。
えーーーーーーーーーー(  ̄っ ̄)ムゥ

そんなぁ...。


悲しいですぅ。
とっても悲しいですぅ。
とってもとっても悲しくて、
ヾ(。`Д´。)ノ彡☆ ヾ(。`Д´。)ノ彡☆ ヾ(。`Д´。)ノ彡☆ムキーーーー!
ってなっちゃいそうです......。


まぁ、「ムキーーーー!」となりそうなのはおいときまして。

毎回テレビの画面に映る香港を観ていると、あまりの「香港行きたさ」に、もぉ「どこでもドア」が欲しくて欲しくてたまらなくなってしまいます。
第1回目の放送のときなんて、あのけたたましい信号のトゥクトゥク音にさえ郷愁をなぜか感じてしまい、声をあげてワンワン泣いたくらいですから。
今年は全然行けてないからかもしれません。

とりあえず。

次に行く機会が訪れるまでに、もっと広東語を上達させないと......とつくづく痛感する今日この頃、なのでありました。
最近おベンキョさぼってますからね........いかんなー。
反省反省。




前ブログでの最終更新日 2006年08月15日 07時40分17秒