もはや恒例と化してしまった(?)感のある、われらがだーうーやん(大阪武術文化研究会)の「夏之宴会」。
今年は去る28日(木)に発売になったPS2用ゲーム『THEカンフー』で遊んでから、昨年11月にミャンマーで開催された『第6回アジア武術選手権大会』のビデオを観る、という予定になっておりました。
集合時間にはほぼみんな集合することができ、一路会場である某生徒宅へ。
夜になると夜景が見える景色の部屋です。いいなーーーーー。
高さでいえばウチと2階しか変わらないけど、ウチの場合は窓から景色が一望できるようにはなっておりませんから(泣)。
とりあえず一息ついてからおもむろにゲーム開始!となったのですが、挑戦者の感想は一様に「ムズカシー」。
なにせ筋金入りのゲーマーなどおりませんので、ゲームファンサイトの方々の反応や感想とはどうしても違うのですね。
かくいう私とて、家庭用ゲームなんて20年以上やったことありませんから、ゲームファンサイトにアップされていた「当たり判定」とか何とかそのような言葉も「ほえ? 何それ?」ってなもんです。
動作がどれだけ武術っぽく仕上がっているか、お仕事を受けたときから一貫してそれだけが私の気がかり。
............で、その気がかりな点はどうだったか、というと。
短期間の強行スケジュールで動作的な制約がかなりあったことを考えれば、「あ、これはこの動作!」ってわかるのでいちおう安堵はしましたね。
カメラが検知できない関係上、後ろに倒れる動作はすべてNGにせざるを得ず、前に倒れる動作だけでバリエーションを考えて何度も何度も何度も何度もマットに倒れ続けたこととか、武器を後ろ手に持つ動作もプログラム上削除せざるを得ない中で違うポーズを考えなければならなかったこととか、生徒達が遊んでいる画面を見ていると、撮影現場ばかりが思い出されてしまいます(苦笑)。
武器にしたって普段自分の試合用種目でやってないものばっかり。
今般のこのお仕事の時ほど、自分が「武術オタク」で良かった~~~と思ったことはありません。
自分が普段練習している種目以外は微塵も関心がないタイプの選手だったとしたら、間違いなく途中で挫折していたでしょうから。
脳味噌の中に大量のデータがあったから、それを自分の地力と合わせて何とか対応することができたのだと思います。
いやー、オタクは......じゃなくって「芸は身を助く」って本当ですね。痛感いたしました。(←えっ、ことわざの使い方が違う?)
刀の動作に関しては「剣みたいですね」とツッコミが入っちゃったんですが(スマン)、個人的に「よっしゃー!」と思ったのが、六星拳の悪ボスが主人公・成雷に浴びせる攻撃の中でちゃんと太極拳の「左攪雀尾」と「右足登脚」が攻撃らしく(?)ハマっていたこと。
そうよそうよ太極拳の動作ってそう使うのよね!みたいな(^o^)。
いちばん苦労したベンチにちゃんとお目にかかれなかったのが残念ではありますが。
ゲームファンの方が発売前にゲームファンサイトでいろいろとコメントしておられましたが、
それらの方々に、ここでひとことコメントさせてくださいねm(_ _)m
「酔拳も蛇拳もベンチもちゃんと実在するんですよぉぉぉぉぉぉぉ~~~~~!!!」
.....................いや~~~コレ(↑)がずっと気になっておりまして。
えっ、ゲームの評価は気にならないのかって?
正直に申しまして、発売前はビクビクでした。小心者ですから。
でも、発売しちゃって、某巨大掲示板でスレなんぞ立ってしまったりして(←おかげで2年半ぶりくらいに某巨大掲示板にアクセスしましたよ。と言ってもゲーム板だけなんですが)、ガクガクブルブルしながら読んで行くと、しまいには笑えてきてしまったので、まぁいっか、というのが現在の心境でございます。
だって。
あのゲームを最大限に楽しむ遊び方は「ねーねー、どれがQingxiang(の演じたキャラ)??? えっ全部なの??? じゃあQingxiang対Qingxiangぢゃーん(爆)」というのがいちばん正しいと私は思っておりますから。
とどのつまり、私を直接に知っている方々が一番面白がれるわけです(^皿^)。
もちろん、香港武術代表隊精英組男子勢もしかり、です。優秀なメダリスト達なのに全員ゲーム大好きなんだもんなぁ.........(^▽^;)。
(たまに連絡するたびに「いつ発売?」「いつ発売?」と何度聞かれたことか)
さて、ゲームの後はビデオ......と思ったのですが、ビデオカメラから直接出力するコードを私が自宅に置いてきてしまったために、急遽ほかに持参していたDVDで代打。
古株さんにはわかるあのなつかしの『ドキュメント 燃えよカンフー(原題:中華武術)』です♪♪♪
とはいってもオリジナル音声版なので、日本版の納谷吾郎ナレーション版ではないのです。日本語版ビデオも自宅に置いてきてしまったので。あのナレーション面白いんだけどなー結構。
ただ、規定套路ばかりがえんえんと続く試合のビデオよりはある意味メンバーの刺激になったみたいです。
「コーチ、鷹爪拳ってキレイですね。やってみたい」
とか、自分のやりたい拳種がちょっと定まった人もいたので、結果的にはこっちのDVDで良かったのかな、と。
基礎づくりということと、カリキュラムの都合上、普段はどうしても長拳ばかりですからね。
自分の方向性を見出して欲しいというのと、良い演技の映像を手元に置いて欲しいな、ということで中国の有名選手や名師を集めたVCDなどを入手してみんなに頒布しようとは思っていたのですが、今回のことがあってやはりやらないといけないな、と思いました。引き続き良い教材を物色して、みんなの手元にお届けできるようにしなければいけませんね。もうちょっと待っててね、メンバー諸君。
あ。
前出のDVDでいちばんウケたのは、硬気功の部分でした、やっぱり(笑)。
いくら気功術ですり傷ひとつナシ♪とはいっても、子供の頭に石を振り下ろしてたら児童虐待でしょうそりゃ、ってなもんで。
「あれはホンマですか?」「うん」
「マジですか?刺さらないの?」「うん」
という会話が(ひぃー)。
たぶん、この日1日で当会の一部のメンバーは学んだことでしょう。
世の中、あなたの知らない世界がいっぱいなんですよ(^▽^)。ということに。
うふふ。
今年は去る28日(木)に発売になったPS2用ゲーム『THEカンフー』で遊んでから、昨年11月にミャンマーで開催された『第6回アジア武術選手権大会』のビデオを観る、という予定になっておりました。
集合時間にはほぼみんな集合することができ、一路会場である某生徒宅へ。
夜になると夜景が見える景色の部屋です。いいなーーーーー。
高さでいえばウチと2階しか変わらないけど、ウチの場合は窓から景色が一望できるようにはなっておりませんから(泣)。
とりあえず一息ついてからおもむろにゲーム開始!となったのですが、挑戦者の感想は一様に「ムズカシー」。
なにせ筋金入りのゲーマーなどおりませんので、ゲームファンサイトの方々の反応や感想とはどうしても違うのですね。
かくいう私とて、家庭用ゲームなんて20年以上やったことありませんから、ゲームファンサイトにアップされていた「当たり判定」とか何とかそのような言葉も「ほえ? 何それ?」ってなもんです。
動作がどれだけ武術っぽく仕上がっているか、お仕事を受けたときから一貫してそれだけが私の気がかり。
............で、その気がかりな点はどうだったか、というと。
短期間の強行スケジュールで動作的な制約がかなりあったことを考えれば、「あ、これはこの動作!」ってわかるのでいちおう安堵はしましたね。
カメラが検知できない関係上、後ろに倒れる動作はすべてNGにせざるを得ず、前に倒れる動作だけでバリエーションを考えて何度も何度も何度も何度もマットに倒れ続けたこととか、武器を後ろ手に持つ動作もプログラム上削除せざるを得ない中で違うポーズを考えなければならなかったこととか、生徒達が遊んでいる画面を見ていると、撮影現場ばかりが思い出されてしまいます(苦笑)。
武器にしたって普段自分の試合用種目でやってないものばっかり。
今般のこのお仕事の時ほど、自分が「武術オタク」で良かった~~~と思ったことはありません。
自分が普段練習している種目以外は微塵も関心がないタイプの選手だったとしたら、間違いなく途中で挫折していたでしょうから。
脳味噌の中に大量のデータがあったから、それを自分の地力と合わせて何とか対応することができたのだと思います。
いやー、オタクは......じゃなくって「芸は身を助く」って本当ですね。痛感いたしました。(←えっ、ことわざの使い方が違う?)
刀の動作に関しては「剣みたいですね」とツッコミが入っちゃったんですが(スマン)、個人的に「よっしゃー!」と思ったのが、六星拳の悪ボスが主人公・成雷に浴びせる攻撃の中でちゃんと太極拳の「左攪雀尾」と「右足登脚」が攻撃らしく(?)ハマっていたこと。
そうよそうよ太極拳の動作ってそう使うのよね!みたいな(^o^)。
いちばん苦労したベンチにちゃんとお目にかかれなかったのが残念ではありますが。
ゲームファンの方が発売前にゲームファンサイトでいろいろとコメントしておられましたが、
それらの方々に、ここでひとことコメントさせてくださいねm(_ _)m
「酔拳も蛇拳もベンチもちゃんと実在するんですよぉぉぉぉぉぉぉ~~~~~!!!」
.....................いや~~~コレ(↑)がずっと気になっておりまして。
えっ、ゲームの評価は気にならないのかって?
正直に申しまして、発売前はビクビクでした。小心者ですから。
でも、発売しちゃって、某巨大掲示板でスレなんぞ立ってしまったりして(←おかげで2年半ぶりくらいに某巨大掲示板にアクセスしましたよ。と言ってもゲーム板だけなんですが)、ガクガクブルブルしながら読んで行くと、しまいには笑えてきてしまったので、まぁいっか、というのが現在の心境でございます。
だって。
あのゲームを最大限に楽しむ遊び方は「ねーねー、どれがQingxiang(の演じたキャラ)??? えっ全部なの??? じゃあQingxiang対Qingxiangぢゃーん(爆)」というのがいちばん正しいと私は思っておりますから。
とどのつまり、私を直接に知っている方々が一番面白がれるわけです(^皿^)。
もちろん、香港武術代表隊精英組男子勢もしかり、です。優秀なメダリスト達なのに全員ゲーム大好きなんだもんなぁ.........(^▽^;)。
(たまに連絡するたびに「いつ発売?」「いつ発売?」と何度聞かれたことか)
さて、ゲームの後はビデオ......と思ったのですが、ビデオカメラから直接出力するコードを私が自宅に置いてきてしまったために、急遽ほかに持参していたDVDで代打。
古株さんにはわかるあのなつかしの『ドキュメント 燃えよカンフー(原題:中華武術)』です♪♪♪
とはいってもオリジナル音声版なので、日本版の納谷吾郎ナレーション版ではないのです。日本語版ビデオも自宅に置いてきてしまったので。あのナレーション面白いんだけどなー結構。
ただ、規定套路ばかりがえんえんと続く試合のビデオよりはある意味メンバーの刺激になったみたいです。
「コーチ、鷹爪拳ってキレイですね。やってみたい」
とか、自分のやりたい拳種がちょっと定まった人もいたので、結果的にはこっちのDVDで良かったのかな、と。
基礎づくりということと、カリキュラムの都合上、普段はどうしても長拳ばかりですからね。
自分の方向性を見出して欲しいというのと、良い演技の映像を手元に置いて欲しいな、ということで中国の有名選手や名師を集めたVCDなどを入手してみんなに頒布しようとは思っていたのですが、今回のことがあってやはりやらないといけないな、と思いました。引き続き良い教材を物色して、みんなの手元にお届けできるようにしなければいけませんね。もうちょっと待っててね、メンバー諸君。
あ。
前出のDVDでいちばんウケたのは、硬気功の部分でした、やっぱり(笑)。
いくら気功術ですり傷ひとつナシ♪とはいっても、子供の頭に石を振り下ろしてたら児童虐待でしょうそりゃ、ってなもんで。
「あれはホンマですか?」「うん」
「マジですか?刺さらないの?」「うん」
という会話が(ひぃー)。
たぶん、この日1日で当会の一部のメンバーは学んだことでしょう。
世の中、あなたの知らない世界がいっぱいなんですよ(^▽^)。ということに。
うふふ。