『2011/02/15(火) キタ━(゚∀゚)━!!』にてポチッた『未来戦隊タイムレンジャー』DVDのVol.3~5の3本。

タイムレンジャー本放送当時、西暦2000年2月13日が第1話「Case File.1 時の逃亡者」の放送日で、昨年2011年2月13日(日)の『海賊戦隊ゴーカイジャー』第1話と一致するので(ので?って何?と自分で自分にツッコむ。)、本放送当時特撮離れをしていた私は毎週「タイムレンジャー疑似本放送」をDVDで一人やっていたわけですが........。

2000年1月7日放送の第46話「Case File 46 未来への断絶」が、いま2012年1月のこの時期にとってもとっても、あんまりにも?ダブることにすごくシンクロニシティを感じてしまいました。

というのは、タイムレンジャーの年明けからのシリーズは「西暦2001年に世界の3分の2が消える大消滅」が現実化する恐れがある、という話でクライマックスへと突入していくわけですが、この「西暦2001年の大消滅」をめぐる反応や行動が、まさに今の日本の福一原発事故への反応や対応と完全にダブっているわけです。

タイムレンジャーの敵方・ロンダーズファミリーのボス=ドン・ドルネロは、この大消滅に備えて自分の子分であるロンダー囚人たちを再度圧縮冷凍させてタイムレンジャーに引き渡すことで2001年から脱出させ救おうとするわけですが、それに従おうとしない囚人・コンピューターエンジニアのゲートが「やめてほしいんだなぁ。デマで翻弄するのは」と、儲けを狙った仕事へ行ってしまうわけです。

このやり取りと相関関係を現時点での日本に置き換えると、

■ドルネロ=被曝被害から家族親族身内を助けようと、現状把握をちゃんとして最適化行動をする人
■ゲート=有事であろうと何であろうと「自分の普段の仕事」を続けようとし、結果逃げられなくなる人
■ゲートが発した「デマ」という言葉=福一事故の放射能被害の予測を「危険デマ」と呼ぶ言葉

.........の相関図が浮き彫りになってきてしまい、「ひえーさすが靖子にゃん。こんな予言的な物語を今から10年も前に書いちゃうなんて」と思ってしまった次第。

※『未来戦隊タイムレンジャー』第46話「Case File 46 未来との断絶」(※2分41秒からのシーンでのドルネロとコンピューターエンジニア・ゲートとの会話に注目)
http://www.veoh.com/watch/v1641199YzTK2tBX

※同エピソード・東映公式サイトアーカイブより
http://tvarc.toei.co.jp/tv/user/program/browse3.asp?Command=Old&StrNum=46&SID=128

まぁ、それでなくても歴史というものは往々にして「創造や創作が現実を先んじ、後から起こる現実は創造や創作を凌駕する」のが世の常ではないかといつも感じて生活しているわけですが......。
いやしかし、こんな「タイム」リーにその実例を、自分の人生で自分が生きている国でまざまざと苛烈な現実という形で見せつけられるとは.....です。
「タイム」レンジャーだけに、というわけじゃないですけど(汗)。
(;^ω^)ナンテツマラナイジョウダンヲ......

いやでもホント、あんまりにもタイムリー過ぎ(さらに汗)。
「西暦2001年の大消滅」と「4号炉倒壊で東日本大危機」が私の中ではシンクロしてしょうがない........
元日のあの大揺れで、それでなくてもスーパースケルトン状態で建屋の体を為しているのか???と首をかしげたくなるボロっちぃ状態の4号炉(←どれだけボロくなっているかはライブカメラをご覧あれ。)、水位が異常低下して常時レッドアラートみたいなものですからね.........(さらにさらに激汗)
il||li _| ̄|〇 il||liガクッ




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