『2011/02/15(火) キタ━(゚∀゚)━!!』にて届いた、『未来戦隊タイムレンジャー』のDVD-BOXのVol.3~5の3本。

本放送の最初の放送=Case File 1オンエア日が西暦2000年2月13日。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』第1話の放送日であった今年の2月13日(日)とたまたま日付&曜日がシンクロしております。

未来戦隊タイムレンジャー(1) [DVD]
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そういうわけで?、本放送当時完全に特撮離れしていたので「リアルタイムでタイムレンジャー観たことないの~」なワタクシ、1週間に1話ずつ視聴していく方式の「疑似リアルタイム視聴」なるものを今年の2月13日(日)から基本的に毎週やっていたわけですが......。

311以降、原発事故で「いつこの命尽きるとも知れず.....地上波のテレビニュースだといかにも収束に向かっているように見えるけど、ちゃんと調べてると実は「いつ日本全土壊滅したっておかしくねーじゃん」状態なのが事実だし......この疑似リアルタイム視聴が来年の2月で終わるまでに、もし本当にそういう絶望的な状況に陥ってしまったら、私は「タイムレンジャーを全話観ないままに死んでしまう」わけでありまして。

未来戦隊タイムレンジャー(2) [DVD]
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うーん、それはすごく悔いが残るなぁ、というわけで。
(そんな理由で悔いが残るのか(^ω^;)オイオイオイ)

「Case File 23 ビートアップ」から最後の「Case File 51 スーパー戦隊大集合」までを日をまたいで一気に視聴することに挑戦。
間に仮眠と食糧の買い出しを挟んで2泊3日コース状態になってしまいました(苦笑)。
しかも観ている間ほとんど感涙で泣きっぱなしという始末(さらに苦笑)。

未来戦隊タイムレンジャー(3) [DVD]
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一気観で視聴したのは下記のエピソード。
戦隊シリーズは基本1年間なので、シリーズ通して一気に観るのは結構大変です。
オープニング&エンディング&予告込みで25分弱ですから、えーと......まぁ何にしてもまとめて一気観は大変(;^ω^)。

Case File 23 ビートアップ
Case File 24 黄色、時々青
Case File 25 途切れた信頼
Case File 26 信頼の秒読み(カウントダウン)
Case File 27 小さな故郷
Case File 28 再会の時
Case File 29 炎の新戦士
Case File 30 届け炎の叫び
Case File 31 迷走ゲーム
Case File 32 犯罪者を救え
Case File 33 リトルレディ
Case File 34 暗・殺・者
Case File 35 明日が来ない
Case File 36 素顔のままで
Case File 37 狙われた力
Case File 38 ぐっどないと
Case File 39  雨に濡れた嘘
Case File 40 アヤセ脱退!?
Case File 41 予言者を暴け
Case File 42 破壊の堕天使
Case File 43 歴史修正指令
Case File 44 時への反逆
Case File 45 終末!TR
Case File 46 未来との断絶
Case File 47 ドンの最期
Case File 48 未来への帰還
Case File 49 千年を越えて
Case File 50 無限の明日へ
Case File 51 スーパー戦隊大集合

実は『2006/11/24(金) タイムにハマる。』にて、「Case File 1 時の逃亡者」よりも前に観たのが一番ラストの「Case File 51 スーパー戦隊大集合」だったのですが(苦笑)ね。

未来戦隊タイムレンジャー(4) [DVD]
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まぁ、前述のように「感涙で泣きっぱなし」みたいな状態になってしまったわけですが、基本シリアスドラマ&大河ストーリーが好きな私にとっては良い作品だったと思います。

「決められたレールの上を走るのか、自分の未来は自分でつかみ取るのか」
「父と子の相克」
「力から逃れようとする者と、力を追い求め続ける者の相克」

...などの物語の糸が絡み合い、「自分の明日を変えるために闘い続ける者たちのドラマ」が重層なハーモニーで奏でられたSF作品となっています。

少なくとも私にとっては、「DVD-BOXを購入したことを全くもって後悔させない一作」でした。

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「俺の未来は、俺が決める!」
「未来は変えられなくたって、自分達の明日くらい変えようぜ。できるって!だってさ、次の瞬間何するか決めるの、どう考えたって自分だろ?この石だって、歴史じゃないし、未来じゃない。だろ?」

これは、タイムレッド=浅見竜也のセリフの中で私がもっとも気に入っているセリフのひとつですが、メインライター小林靖子女史の「運命と戦い、克服する指向性」を内包した作風が、ある意味一番表現されている作品がタイムレンジャーなのかもしれないと感じます。

自分の未来に光が見えない時にやたらと「Case File 1 時の逃亡者」及び「Case File 2 見えない未来」を観ていましたが、私にとって『未来戦隊タイムレンジャー』という作品は「生きるためのエンパワーメント的な一作」という位置付に、すでになっていると言えるでしょう。

311以降特に、日本の未来そのものが暗澹たる漆黒に包まれている状態にあっては尚更、です。
「なるようになる」という受け身の意識ではなく、「Case File 50 無限の明日へ」のタイトル通り「明日」を意識して生きていければ......と思います。

ありがとう、タツヤ、ユウリ、アヤセ、ドモン、シオン、直人、リュウヤ隊長、ドルネロ、ギエン、リラ。
そして靖子さんとすべてのキャストスタッフの皆様。

この作品に出逢えて、本当に本当に良かったです。



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未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ [DVD]
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