『2010/01/01(金) Case File.18「影の予感」』で、タイムレンジャーで年が明けた感のある2010年。

三が日も過ぎた頃に、続きのCase File.19「月下の騎士」を視聴。

話が大きく動き始める回と言えます。

前エピソードCase File.18「影の予感」で大きなダメージを受けていたタイムロボが、システム発動依頼を出しても西暦3000年から送り込まれて来なくなる事態が発生。

出現した敵も、いつものような「ロンダー刑務所の囚人」ではなく、完全に「破壊兵器」であるノヴァ。
しかも最初から巨大化して出現。

タイムロボなしで応戦しようとするタイムレンジャーの前に現れたのは、どう見ても20世紀のテクノロジーで作られた巨大戦車型兵器・ライメイ。

1000年も未来のテクノロジーに勝てるはずもなく、あっさり大破するライメイ。

そのとき。

30世紀から送り込まれてきた、自律型戦闘システム・タイムシャドウ。

タイムシャドウの活躍により、ノヴァは(兵器であって囚人ではないのでいつもの逮捕ではなく)破壊されたものの、タイムシャドウは本来西暦3010年の完成をめざしていたプロジェクト。

それがなぜ、西暦3000年に完成を見たのか。
プロジェクトの進行が大幅に早められたとしても、それは矛盾を禁じえない出来ごとであり。

もしかすると
「歴史が動いている」
のかもしれない。

という緊迫感が、作品世界を貫きます。

物語が第二ステージへと移行していく予兆に満ちたエピソードだったように思います。

ファンタジー要素による戦闘技術ではなく、「遠い遠い未来の、オーバーテクノロジー」を用いて戦っていることが、物語のリアリティを高めているのではないでしょうか。

DVDのVol.2は、この次のCase File.20「新たなる絆」までしか収録されていません。

うぬぬぬ.....そろそろVol.3を購入する決心を固めねばならんかのう.......。
中古店頭市場にぜんぜん出回ってこない(←どれだけみんな手放したくないくらい愛着がタイムレンジャーにあるかわかりますなw)のに、珍しく心斎橋のブックオフにVol.3のDVDが1本だけあったしなぁ.......。
思い切りレンタル落ちっぽい雰囲気でしたけどね。



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