この日の夜、「社会起業支援サミット2009 in大阪」運営委員会のアドバイザーの方のご厚意で、渉外担当さん1名と共に合計3名で、大阪市内の某社へとお邪魔させていただきました。

実際に仕事につながるかどうかはともかくとして、「もしかして在宅の仕事に発展していったら、ちょっと助かるかもしれないでしょ?」ということで、在宅入力の仕事が先々発生することがあったときのために、一応お顔あわせ、ということでした。

が。

初対面なのだから適当にいいかげんに取り繕って自分をごまかして良くみせればよいのかもしれませんが、派遣でのオフィスワークのように「外向きの無口な顔」で話をするわけにいかない流れになり(武術の普及についてと、それを仕事にすることの難しさについて)、少なくとも私が向き合ってきた「本当のこと」を話していくと、ひたすら延々とネガティブのループになってしまうので......

「そんなネガティブだと、お手伝いしようという気にはならなくなりますよね」

とのご指摘を受けました。


たしかに、ネガティブよりはポジティブに越したことはないのでしょう。

しかし、ポジティブを通そうとすることでそれがただの「粉飾」「ウソ」になってしまうのであれば、やっぱりそれは私にはできないというかしたくないというか、なのですね。

サミット大阪のアドバイザーさんが気を利かせてくれて、訪問先の某社の社長さんに「どうやってご自分のネガティブを克服されたんですか?」と尋ねてくれ、私の参考になるように......と気配りしてくださったものの、どうやら私のネガティブ経験の量が甚大すぎるのか、すでに自分でも学習して試行錯誤していた手法でした。

私とて、ネガティブ経験やトラウマ経験はハンパな頻度や量のものではないので、「どうやったら克服できるか」をさんざん調べ倒し学びまくった経緯があるので、ただ落ち込んで手をこまねいていたばかりでもありません。

でも。

なかなか思うようにいかないまま来ているのです。


で。

やっぱり「ポジティブな詐欺師・ウソ八百人間」になるくらいなら、たとえ「ネガティブでも、自分をウソで塗り固めて粉飾することは極力しないように努める」ほうが、まだマシかなと思ってしまうのです。


それってきっと損することのほうが多いのかもしれませんけどね.........。



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