私自身が吹奏楽が好きで,「響け!ユーフォニアム」以前から吹いたり聴いたりしていました。
「響け!」の原作小説はスピンオフ作品を含め全部持っており,読了😄。
・・・もう最初の方とか覚えていません。
あれ?いまEテレで放送している内容・・・原作と違うぞ💦
12回で収めないといけませんからね。
小説をそのままテレビにするわけにはいかないわけで。
さて,私は頑張っている若い人が大好きです。
だからこの仕事を二十五年以上させていただいています。
予備校講師を始めてから二十年以上経つのか・・・。
これまでに作ってきた化学の教材を見返すと,その長さを実感できます。
よくこんなの作ったなぁと😅。
とまぁ私のことはさておき。
部活動をしている諸君,生徒会でもいいですし,学校外のクラブで活動している人でもいいのですが,どうか最高の青春時代を過ごせるように祈っています。
しかし,皆さんには現実問題として大学入試という関門があるわけで。
高校卒業と同時に就職するという方でなければ,まだまだ勉強は続くわけです。
あのね,忙しいのはわかるのですが,時間を見つけて勉強をしていますか。
朝から晩まで部活動がキツキツに入っている方もいると思います。
何かに打ち込むということは,それ以外が疎かになる可能性があるということ。
そのことを身をもって知ることができる貴重な機会とも言えます。
一番損だと思うのは「中途半端」、
なんとなく学校に行き,なんとなく授業に出て,時に居眠りして,時に早弁をして,ときにゲームをして・・・あなたは何をしている人なのかといわれるくらい,色々なことをしている器用な人がいて,本当にびっくりします。
・・・これは誉めているわけではありません・・・。
「自分探し」が話題になったことがありますね。
「幸せは歩いてこない,だから歩いていくんだね」
「幸福の青い鳥は,実はすぐそばにいた」
この二つはなんだか違う話をしているように見えます。
字句の一部を切り取ってくるとより一層そう感じられます。
しかし,私はこの二つは類似点があると思います。
自分で行動しないと幸せは手に入らないよ,というメッセージを感じます。
人生のある時期に,周りの人が「引く」ほど頑張っていれば,何かを手に入れる。
それが納得のいく結果かどうかはわかりませんけれど。
そしてそれはかけがえのない思い出であり,あなたの人生で力強い支えになることもあると思います。
あれだけ頑張れたのだから,今の困難は乗り切って見せる!って言えるようになるかも。
ただ,いいことばかりではなく。
学校の勉強をしようと思ったら,部活動で疲れて寝てしまった・・・勉強ができない。
授業中は睡眠時間になっていて,結局授業で何をしたのかわからない・・・。
まぁ部活動であれだけ走ったり動いていれば,そうなるのも仕方がないのかもしれません。
課外活動であれだけ激しい活動をしていれば,体力が消耗するのは仕方がありません。
塾によっては部活動を否定しているところもあります。
高校で何かに打ち込んだって,それで一生食っていけるわけではないだろうって。
・・・気持ちはすごく分かります。
だって,「これだけ前もって教科書を読んでおいで」と言っておいても,「部活で時間がなくて全く読めませんでした」と言われることがありますし。
あるいは,学校の授業中は睡眠時間と化して,進学校の早い授業進度も相まって何をしていたのか全くわからないまま授業が終わってしまった,ということも決して稀なことではありません。
前の授業から一週間経って,「どれだけ勉強が進んだの?」と尋ねた時に,「全くできていません😄」と言われると,ちょっとだけガクッときます😂。
頼むから勉強してくれ。
せめて何を習ったのかを言えるようにしてほしいし,最低限覚えないといけないことは覚えてほしい。
塾では覚えることは生徒各位に覚えてもらうこととしています。
原則として,教科書や参考書を読み合わせるということはしません。
大事なことをまとめたプリントは渡しますが,それを覚えるのは生徒。。
もちろん理解があっての記憶ですから,内容がわからない場合は説明をします。
なるべく生徒が覚えやすいようにです。
その上で覚えてもらいます。
プリントを配りっぱなしにしないし,授業をしっぱなしにしないのが弊塾です。
授業のはじめに,「今日はここまでやろうや」と約束します。
授業の最後にその中の一部からテストをしています。
時間が許す限り,受かるまで頑張ってもらいます。
何か一つでもできるようになって帰ってほしいのです。
ハードな運動部の子や,引退時期が見えない吹奏楽部の子には大変です。
でも,短い勉強時間であっても,きちんと覚えるべきことを覚えてほしいと思っています。
あなたが大学受験をするのであれば。
特に学力の試験を受けて大学に入ろうとしているのであれば。
「疲れた」「眠い」のは仕方がありませんが,そういうことを言っても覚えてもらうことが減ることはありません。
そこはきちんと理解してほしいなと思っています。
部活動を一生懸命する。
課外活動を頑張る。
これらは確かに素晴らしいことだと思います。
やりたいことならとことんやってほしいと思います。
それがもし演劇や音楽なら,生徒の発表やら公演を観にいくことだってありますから。
でもね,勉強をしない言い訳にはしないでほしい。
あなたにとって得なことは一つもないですから。
その場その時は楽になるかもしれませんが,それは錯覚というやつでね。
後から何倍かになってあなたにのしかかってきます。
そのダメージが小さくなるように,塾で勉強をしてもらっています。
やはりずっしりとくるものはあるのですが,事前に準備をしているかどうかの違いは結構大きいものです。
勉強から逃げたいから部活!というのは良くないと思います。
やれば好きになる可能性がかなりあります。
勉強はそれだけの魅力がある営為であると私は知っていますから。
これはテストに出ます。
部活動を勉強しない理由にするのはやめてください!!
勉強量が減るのは仕方がないですが,時間を作ってできる限り勉強しなさい。
それだけです。
あなたが最高の青春時代を送れることを願っています。
その中に何かに打ち込んだ時間があってももちろんいい。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ONゼミナール代表 長田 俊将
www.on-semi.jp