日曜日の夕方,通り雨が降りました。

 

 天然の打ち水の効果で,ちょっとだけ気温が下がってきました。

 

 熱中症の季節になってきましたから,どうか皆様お気をつけて。

 

 

 

 

 さて,期末テストの時期になりました。

 

 公立の方は明日あたりから,高田の方は来週から期末テスト。

 

 課題を終えていない方は早めに終わらせましょう。

 

 やり直しを最低一回はしましょう。

 

 ・・・欲を言うと最低三回と言いたいところですが。

 

 

 

 

 やはり,と言いますか,

 

 「指示待ち族」が多くて多くて。

 

 先生に怒られるとか言う人もいますが,そこは工夫のしようがあると思います。

 

 先取りをどんどんしようとは言いませんが,先生に言われる前に習った範囲は宿題になる前にどんどんやっていきましょう。

 

 え?もしその問題が宿題にならなかったらどう落とし前をつけてくれるんだって??

 

 え・・・そりゃ野暮なお尋ねですぜ。

 

 あなたさまが既にやった問題,それは確実にあなたの実力になっています。

 

 無駄ではないのです。

 

 宿題でチェックしてもらえないかもしれませんが。

 

 課題をするだけで忙しいと言う人に限って普段の勉強ができていません。

 

 空いた時間を見つけてちょっとずつでも勉強する習慣をつけましょう。

 

 それができない人は大学に行ってはいけない,とすら思います。

 

 今の大学の数は明らかに多いですから・・・。

 

 あまり言うと燃料を投下する羽目になりそう・・・。

 

 

 

 

 とにかく授業が進むと同時に問題を解きましょう。

 

 いや,可能な人はチャート式などで勉強を進めましょう。

 

 塾に通っている人は塾を活用しましょう。

 

 そしてどんどん先に進んでいけばいいと思います。

 

 クラスの授業進度を待つ必要などありません。

 

 言われる前に,宿題を出される前に問題集を解いてしまいましょう。

 

 もちろんある程度の能力がないと自分で先に進むのは難しいとは思います。

 

 それでも,自分で先に進めようとする経験を積まないと,自分で勉強を進めると言うことはなかなかできないと思います。

 

 自分で課題を見つけて,何をすればいいのかを考えて,わからなければ学校や塾の先生に相談していけばいいのです。

 

 

 

 

 皆さんの多くの課題ですが,まずは自分からやろうという姿勢をつけないといけません。

 

 試験直前に数十ページ単位で課題を溜め込むような子は論外です。

 

 徹底的に体勢を直したほうがいいですよ。

 

 とんでもない遠回りをする羽目になります。

 

 

 

 

 学問には近道があります。

 

 能力をもつものにのみ開かれた近道です。

  

 そこにはガラスの天井があります。

 

 能力があるかないかだけで破れるかどうかが決まります。

 

 

 

 

 でも,学校の勉強は違います。

 

 近道はありません。

 

 あってもさほどショートカットになっていません。

 

 ショートカットをした気になって油断していると,コツコツやってきた子達に追い抜かれますよ。

 

 

 

 

 高校までの勉強はやるべきことが決まっていると思います。

 

 そこから目を背けないこと。

 

 共通テストは本当に厳しいですが,なんとか乗り越えてください。

 

 みんなも同じように苦しいのです。

 

 その中で頭一つ,二つ上に出る方法を考えればいいのです。

 

 満点を取る必要がない分気が楽なったとさえ言っていいかも。

 

 

 

 

 「これって覚えるものなんですか・・・」などと言う人は,とっとと覚えましょう。

 

 つべこべ言っている余裕はあなたにはないはず。

 

 覚えなさいね,と言うとうんざりした顔をする人もいますが,当たり前のことを当たり前にできるようになって欲しいのです。

 

 マニア向けのことを教えているわけではないのであって。

 

 これが大事なのだよ,ということを先回りして教えることもあり,その部分で戸惑う生徒もいますが,あとあと本当に大事になるのですよ。

 

 ベクトルの勉強で不等式を出すと嫌そうな顔をする子・・・。

 

 もう見慣れたものですが😅。

 

 内積を教えている時に余弦定理を使うと「なんで数学Cの内容で数学Aの内容を使うのか」と言う人もいますね・・・。

 

 一つの公式をあれこれ変形していって,バリエーションを見せいていると,「いやいやこんなの無理」とか。

 

 ・・・昔の自分もそう言う側の人間だったので,気持ちは痛いほどわかります。

 

 でもね,私は遠回りをした挙句迷いの森に入り,抜け出したものの,最終目的地に着くことができませんでした。

 

 「まぁええか,その一言であと一年」

 

 かつて青い看板の予備学校で教えていただいた先生の言葉。

 

 「あと一年」が「一生ダメ」になることすらありますからね。

 

 

 

 

 ハングリーさを忘れないでもらいたいと思っているのです。

 

 そんなに上を目指しませんから・・・などと言わないで。

 

 

 

 

 

 今日もお読みいただいてありがとうございました。

 

 

 

 

ONゼミナール代表 長田 俊将

www.on-semi.jp