今はだいぶ人数が安定してきていますが,学年によってはあと二,三人ずつほしいななどとよくをかいているところです😂。

 

 儲かればいいやないか・・・ってそれで授業が回らなくなったらどうするのか!!

 

 授業をきちんとすることは譲れないので,「授業が回らなくなる」という事態は,試験前などの振替授業が増える時だけかと思います。

 

 本当にカオスになる時はなってしまいます・・・。

 

 生徒たち,ごめんね。

 

 

 

 

 授業前にお菓子を買ってくることがあります。

 

 無理して食べてくれている生徒の方,ありがとう。

 

 他に食べたい子もいると思うので,その子に分けてあげましょう。

 

 

 

 

 それはそうと・・・ここから本題です。

 

 

 

 

 授業で行っていること。

 

 授業前に教材を用意しておきます。

 

 目安は学校の教材より若干難しい〜かなり難しいものまで用意。

 

 生徒によって微調整して渡しています。

 

 と言いながら,よほど極端な差がなければ同じものを渡しています。

 

 天才くんとそうでない生徒が同じ教材をすることになります。

 

 そして両者とも終わるまで授業は続きます・・・かわいそす・・・。

 

 いや,可哀想ではなく,その生徒が伸びるチャンスを提供しているのだと思います。

 

 

 

 

 とはいえ,こちらの教材を押し付けるだけでは無理が出てきます。

 

 状況を見て柔軟に対応しています。

 

 具体的には,1,2ランク下の問題を解いてもらうことも。

 

 一学年下の問題を解いてもらうことも。

 

 とにかくできてもらわないと先に進めないのです。

 

 

 

 

 中学生のうちはとにかくヒントを書いたプリントを渡しておいて,問題を黙々と解いてもらいます。

 

 ただ,難しい問題もありますし,生徒が詰まっているのがわかりますから,頃合いを見て介入させていただきます。

 

 実際にその問題を解くために何が必要なのか,最低限の解説をします。

 

 ここで黒板を使うこともありますが,ノートをとるのが上手でない子の場合,生徒の横に座って説明を書いて渡しています。

 

 できる子には踏み込んだ説明をします。

 

 

 

 

 高校生になると,一回の授業で扱う知識の量が増えます。

 

 黒板を使って講義を少しするか,解説を書いたプリントを事前に配って読んでおいてもらいます。

 

 学校の授業よりあまり先に行かないようにしています。

 

 内容は学校よりかなり欲張りなものにしていることが多いですが。

 

 

 

 

 高田は青チャートを使います。

 

 が,生徒によっては黄チャートや白チャートを勧めます。

 

 青チャートはあまりに問題数が多く,しかもかなり重たいので。

 

 「重い」というのは,それだけ問題をやっていくのが大変という意味です。

 

 青チャートでなかなか進まない場合は,オーバーワークになっている可能性があります。

 

 潔くチャートの色を変えましょう。

 

 白や黄色でも,最初の時だけちょっと言われるだけで,みんな全然気にしませんから大丈夫。

 

 ようするに,あなたが参考書からどれだけのことを学べるかが大事なのです。

 

 どのチャートを使えばいいのかもお話しします。

 

 生徒によっては買ってきて渡すこともあります・・・。

 

 教材費に含まれていますので,本題ご心配はなきように。

 

 

 

 

 こういったものである程度勉強をしていることを前提に,問題演習や授業が展開されます。

 

 何も予備知識なしで授業を聞いて理解して解けるようにして・・・というのは,高校二年生あたりから無理が出てきます。

 

 知識が右から入って左へ抜ける・・・という悲しい状態になるのです。

 

 講義を聞いているとわかったような気になります。

 

 それが怖いのですよ,皆さん。

 

 実際に問題を解いてご覧なさい。

 

 案外解けないことに愕然とすると思います。

 

 これって,実はわかっているように思っていただけで,実はきちんとはわかっていません!

 

 どうして解けないのかを考えて,原因を特定して何が問題を解こうとする自分の足を引っ張っているのかを明確にします。

 

 それができればもうあとはひたすら前を向いていけばいいのです。

 

 あなたはきっかけとなる教材さえあればどれだけでも前に進める,超強力な機関車になります。

 

 レールなんてもはや必要ない,銀河超特急・・・なのかも😂。

 

 ・・・すみません,ちょっと飛ばしすぎました・・・ATSブレーキがかかっています😅。

 

 ガクン・ガクン!!・・・急ブレーキ失礼しました💦

 

 

 

 

 それはそうとして。

 

 塾では生徒の皆さんがきっかけを掴む機会をあげようと考えて授業をしています。

 

 今日は中学3年生と高校一年生に「円順列と数珠順列」の説明をしました。

 

 公式だけではなく・・・というかここは公式だけでは絶対に行き詰まります💦。

 

 とにかく絵をきちんと描いて,漏れ・ダブりなく全ての場合を網羅する方法を教えます。

 

 数珠順列の問題になれば,円順列の中から「対称軸があるもの」と「対称軸がないもの」に分けていきます。

 

 対称軸がない円順列の場合,ひっくり返して同じ順列になるものが必ず二つ存在します。

 

 ですから,対称軸がない数珠順列の数は円順列の半分。

 

 しかし,対称軸がある円順列の場合は・・・半分にしてはいけないのです!

 

 学校で公式を習っただけではわからないことでしょう。

 

 そもそも円順列として考える時,一つの点を固定して,そこから時計回り(反時計回り)をして並んでいるものの順番を見ます。

 

 それで違う円順列がたくさんできるのですが・・・その中に円順列を表裏にひっくり返すと,今見ていた円順列と同じものになるものが出てきます。

 

 そもそも円順列としては違うのですが,ひっくり返すとピッタリと重なる順列が「2で割れる」順列なのです。

 

 ちなみに対称軸を持っている場合は,ひっくり返す前後の順列を見比べてみますと,同じ円順列になっていることにお気付きいただけると思います。

 

 

 

 

 そんなことをある程度できる高田の生徒にやってもらい,生徒曰く「地獄を見せて」あげました😂。

 

 一番のヤマは「a,b,c,d,e」から重複を許して,5つの文字がつながった円順列を作った場合の数と,数珠順列の数を問う問題でした。

 

 学年一桁の子でもかなり苦しむ問題でした・・・。

 

 こんなの無理です・・・などと言いながらクリアしていたのは流石だと思いましたが。

 

 

 

 

 積分もできる子できない子が分かれそうなレベルの問題を扱います。

 

 大体誰でもできるようなことは各自でやってきてもらいます。

 

 あまりにできていない場合は,教科書に載っている程度のものをテストすることもあります。

 

 そもそも覚えてもらわないと始まりませんからね。

 

 まさかsinxをxで不定積分したものが言えないのは問題でしょう。

 

 あるいは,(1/sinx)dxの不定積分ができないのも問題でしょう。

 

 このあたりは自分でも勉強しておいてもらって,塾でわかっているかどうかテストをした上で,その先まで進めていきます。

 

 

 

 

 

 ただし,あまり難しい問題ばかりさせいていると生徒の士気が下がりかねません。

 

 公立高校の生徒の場合は,受験学年で学ぶことになることもあります。

 

 そんな時期に戦意喪失させてしまっては可哀想を通り越して,どう責任を取ればいいのかという話になります。

 

 とにかく一回の授業に来てもらって,どれだけ新しいことを身につけてもらえたかを重視しています。

 

 何も覚えないで帰るなんて,本当に信じられません!

 

 

 

 

 

 あまりに勉強が進んでいない場合は,後日補習に来ていただいています・・・これは授業料の中に含まれている無料サービスの授業です・・・。

 

 できるまで頑張ってもらいますからね!

 

 できなければ延長もしますし,後日時間を作ってきてもらいます。

 

 

 

 

 こういう指導をした結果・・・ 

 

 ゲームからなかなか離れない子にはキツく当たります。

 

 そのため辞めて行った生徒が二人三人います。

 

 でもそれ以上の生徒が入ってきてくれるので助かります。

 

 残った生徒は百位くらいから四十位くらいまで上昇したり。

 

 十位くらいから三位くらいまで上がったり。

 

 まぁまぁの位置にいた子が,理科と数学で一位を取ったりします。

 

 これはあまり珍しいことではありません。

 

 そこまで上がらなくても,私の指導を受けてもらって成績を上げる生徒はかなり多いと思います。

 

 体感7割くらいでしょうか。

 

 よほどやる気が起きないタイプの子は仕方がありませんが,進学塾というのはやる気のない生徒をあやして勉強をして「いただく」場所ではありません。

 

 そのあたりの誤解を解いてもらわないといけません。

 

 

 

 

 かといって,私が偉そうにすることは絶対にありませんのでご安心を。

 

 

 

 

 とにかく,塾の授業で習うことをそのまま真似をしてもらい,偶然で話に問題を解けるようにしてもらい,本物の実力にしていただいています。

 

 その仕事の積み重ねが,合格実績になって出ているのだと思います。

 

 

 

 

 今日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

ONゼミナール代表 長田 俊将