今日は一日引きこもりでした。
年に一度の楽しいイベントの疲れが溜まっていたのだと思います。
昨日はビラ配り。
配る人の表情ひとつで相手の動きが変わるのですよね。
相手と何か「合う」と,相手からビラを取りにきてくれるし,そうでないとこちらから動かないとビラを受け取ってもらえません。
そして,どちらか一方が拒否の態度をちょっとでも持っていると・・・受け取ってもらえません。
こちらから拒否することはないのですが・・・。
でも,どうしても足が動かないことがあるのです。
・・・もうすぐ50歳,足元がおぼつかないのかも💦。
昨秋の大阪城ホールの外でオレンジさんを祝福しながら派手に転んだ時のことをちょっと思い出しました😂。
例年と違う塾さまがみえ,普段見る塾さまがいらっしゃらない。
そんなことを気にしながらのビラ配りでした。
今回は新入生の方がいっぺんに来たので,直ぐに配り終わりました。
行きはタクシーで重いビラが入った袋を持って行きましたが,帰りは軽くなった袋を持ってバスで塾まで戻りました。
疲れましたけれど,なんだかんだ,動き回るのは性に合っているようです。
今年は一人でビラ配りに行きました。
一人でできるかなという不安はちょっとありましたが,案外できるものです。
むさ苦しいおじさんが配る,ド派手な色のクリアファイルを受け取ってくださった皆様,本当にありがとうございます。
良かったらビラをお読みいただき,お声をかけてみてください。
あえて電話番号を書いていません(電話にどうせ出られない・迷惑電話防止)が,メールや問い合わせフォームからどうぞ。
一時期問い合わせフォームが機能していなかったことがありましたが,一応修復はしておきました。
まだ不具合があったらどうしよう・・・もし一日経ってこちらから返事がない場合は,ご面倒をおかけして申し訳ありませんがメールでご連絡ください。
さて,今日は一日何をしていたのかと言いますと・・・。
今更ながら共通テストの問題を解いていました。
化学基礎,化学はチラリと見ており,数学だけきちんと解いてあるのですが,他はあえて手をつけていませんでした。
こんなゆるいペースでいいのかしら・・・。
でもできただけよしとしよう・・・。
それにしても英語の量の多さよ・・・。
コツがあるような気がするのですが,それだけで突っ走っていくと,巧みに作られた選択肢にやられそう。
予備校が作る模擬試験とは全然違います・・・。
私がセンター試験を受けた頃と全然違います・・・何回も同じことを言いますが。
こんな試験から逃げ出す生徒は年々増えています。
年内に合格通知をくれる大学を受けたり,共通テストを受けないで済むような受験方法を取ったり。
普通に高校の授業を聞いていても解けませんから,この問題・・・。
どうやって普段の授業でこういう問題に対応する方法を教えるというのか。
学校で通常使っている教科書や資料集,問題集を使って。
ここからは化学について申し上げます。
学校の先生方は入試問題になっている題材の分野の研究者ではないことがほとんど。
大学入試は大学の先生=研究者が問題を作りますから,自分の研究分野の問題ならいくらでも作れます。
今回のような質量分析の問題が作れる先生ってそう多くないと思います。
私より若い年代の化学の先生なら,研究室にいた頃に使った方が多いと思いますから,実験結果の意味を読み取ることはできると思いますが。
・・・いや,正直に言いましょう。
私は質量分析をしたことがありません。
大学の講義で原理を勉強しただけ。
講義で話を聞いておいて良かった・・・。
自発的に勉強できる人を育てたいと思っていますが,こういう試験では生徒たちや親御様はどう勉強していけばいいのかわからない人が多いでしょう。
大学を出ていても,なんのことかわからない問題がてんこ盛りで出てきますから。
生徒が親御様に聞こうと思っても・・・先生に聞こうと思っても・・・大人たちも答えに窮する問題が多いです。
誰かもっと「もの」を知っている人に教わらなければ何もできない,という人がどんどん増えている実感があります。
今こそ予備校講師が自分の専門分野を磨き直す時期かも😂。
大学の先生がどんな問題を出したいか,それがわかる人にならないと,今後の大学受験業界では厳しいのかな・・・。
東大の入試問題が入試問題のひとつの「完成形」だと思っています。
昨年の物理の「ピタゴラスイッチ」を思わせる実験装置を思い出すと・・・。
こういうものに積極的に向かっていける人を育てないといけないということでしょうか。
一見して何のことだかわからない対象であっても,これまで学んできたことを武器に考えていく。
考えていくうちに何かに気が付けば解ける・・・かも・・・という問題。
こんなの無理〜となってしまう子もいる・・・というかほとんどなのが現状ですが,考えればなんとかなると思えて,解決に向けてとにかく動くことができる子を育てるべきなのか。
まずは自分がそうならないといけませんが・・・。
自分のことだけでも,めちゃくちゃ気が遠くなる話ですけれど。
まして生徒たちを「導く」レベルとなると,さらに道は遥か遠く。
でも,私の性分ゆえか,だからこそ,これからの大学入試は面白いと思います。
なんだかいつも以上にまとまりのないお話で申し訳ありません。
・・・まぁ弊塾はこういう人がやっている塾です。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。
ONゼミナール代表 長田 俊将
www.on-semi.jp