皆様,こんばんは。

 

 つい先ほど職場から投稿したばかりな気がしますが,一人焼肉パーティー開催後に帰宅して,入浴して気持ちが良くなった状態で投稿しています。

 

 書きたい時が投稿をするタイミングなのです。

 

 

 

 鮑の塩釜焼き

 

 

 

 

 

 ドラゴンクエストのⅣくらいからだったでしょうか。

 

 「ガンガンいこうぜ」「じゅもんつかうな」「めいれいさせろ」

 「いのちだいじに」

 

 などのコマンドができたのは。

 

 入れたコマンドに従ってコンピューターが自動的に戦闘を進めていくというものでした。

 

 私は断然「ガンガンいこうぜ」派でした。

 

 「いのちだいじに」とか,「じゅもんつかうな」というコマンドは使わなかったかな。

 

 ケチくさいのはなんだか好きではないのです。

 

 

 

 

 

 だからと言って太っ腹でいいと言っているわけではないです😂。

 

 ちょっとは痩せないとなと思っています。

 

 人間ドックに行くのが怖い・まもなく年男になる私です。

 

 おっと話の方向がおかしな方向に・・・。

 

 

 

 

 

 「ガンガンいこうぜ」で行けるうちはよかったのですが,この10年くらいは簡単に参ってしまう生徒が増えてきています。

 

 大昔ではなかったことでして。

 

 私が生徒たちから,もっと「ガンガンしてくれ」と言われていたので。

 

 もうこれくらいでいいだろうというほど「ガンガンいって」も,まだ生徒はもっともっと,もっと「ガンガンいこうぜ」と言ってくるので,いつの間にやら恐ろしい教材が出来上がっていました。

 

 こんなの大手予備校の最高レベルの教材が霞んでみる・・・。

 

 一般受けはしませんが,どんどん難しい問題をやっていく中で視野を広げたいという生徒にはいいものができていると思います。

 

 東大に楽に入る生徒がヒイヒイ言う教材ですので,ご利用の際はご注意を。

 

 教える方もそれなりに準備が必要です・・・。

 

 

 

 

 

 今の生徒にこれをやってもらうにしても・・・一桁に入るくらいの生徒でも音を上げてしまうでしょう。

 

 高校生からいきなり始めようという生徒の場合は特に。

 

 授業を受け始めて途端に感じる「なんだこれ」感。

 

 こんな問題見たことないぞ・・・。

 

 こんな問題学校では絶対にやらない・・・。

 

 この人(長田)は頭がおかしいのではないか(まあ間違いではない)。

 

 こういう生徒を見ると,ちょっとどころかすごく残念・・・。

 

 

 

 

 

 そうは言っても。

 

 

 

 受験熱が高い地域ですが,まだ三重県はほどほどに「田舎」なので,関西や名古屋の超難関中学校を蹴って地元の高田などに入る子がたくさんいます。

 

 その点まだまだ鍛えがいのある生徒は多いのです。

 

 一年生からみっちりと鍛えていけば,多少難しい教材に当たっても砕け散ることはありません。

 

 鍛え方が違いますから。

 

 

 

 深海魚🐡に時間を使ってしんどい思いをするのはもうやめた!

 

 という暴言を吐いたばかりですが・・・🙇

 

 

 

 

 

 いや,生徒のために時間を使いますよ!!!

 

 喜んでやれるようにメンタルを保てる範囲で。

 

 

 

 

 

 でもですね・・・。

 

 もうしんどくてたまらない,でも全然できない生徒をなんとかしないといけない。

 

 ご飯を食べる時間がなくなるけれど,最終列車で帰らないといけないけれど。

 

 明日は朝一番からだけれど,目の前の深海魚をなんとか海底から引き摺り出さないと。

 

 

 

 

 

 そこまで自分を犠牲にして,同時に生徒にトラウマになる可能性が出るほど無理やり勉強させて。

 

 それで生徒のためになるかというと・・・これは自己満足でしかないのかなと思います。

 

 

 

 

 

 それで授業が終わるとぐったりと疲れて。

 

 帰りの駅で「誰かホームに突き落としてくれる人いないかな」と思ったり。

 

 いや,正直申し上げて一度や二度ではありません・・・。

 

 

 

 

 

 そんなことを考える自分が哀れに思えてきています。

 

 

 

 

 

 そして同様に大事なのが,そうなるまでに生徒に対してどれだけ辛い思いをさせてきたか。

 

 自分自身がここまで参るのですよ。

 

 生徒はもっとダメージを受けていると考えるべきです。

 

 可愛がっているつもりが,別の場所の「かわいがり」に変貌しているのかも。

 

 

 

 

 

 勉強しない生徒にかなり「詰める」私です。

 

 わからないという生徒には素直に質問に答えますが,考えない生徒やいつまでも覚えてこない生徒にはかなり厳しく接しています。

 

 それでも何か事情があるのなら仕方がないと思い,叱らないようにはしていますが・・・。

 

 生活習慣が乱れている(体や心の問題がある場合は別),携帯・スマホ・タブレット・コンピューター依存になっている子にはかなり厳しく叱ります。

 

 

 

 

 

 

 正直自分でも気分が悪いし,そこまで生徒を叱るのってしんどいのです。

 

 こんなことしたくない!

 

 好きでやっているわけではないのです。

 

 

 

 

 

 だったらこんなこと止めようよ。

 

 そこまでして生徒のお尻を叩いても,応えない子は応えない。

 

 そんなことに時間を使うなら,自分を労ってもっと精神状態を良くして生徒に接した方がいいに決まっているのです。

 

 

 

 

 

 

 残酷な現実ですが,生徒の中には「どうしようもない」子はいます。

 

 なんらかの事情で普通の子と同じペースで勉強ができない生徒はいます。

 

 どれだけ頑張っても覚えられない,早く計算ができない,図や文章が書けない,覚えたことを自分の言葉にして説明できないなど。

 

 単なる「口下手」「不器用」のレベルではありません。

 

 そういう子に他の子と同じペースで勉強せよというのは指導ではないのです。

 

 これ,冷静になって考えるまでもなく「虐待」ともなり得ます。

 

 こんな恐ろしいことをしていたら,生徒も傷付きますし,自分の心が荒んでしまいます。

 

 生徒のためと称して自分の心を傷つけるのはもうやめにします。

 

 

 

 

 

 

 私は生徒の笑顔のために仕事がしたいのです。

 

 それが一番心地よい生き方だから。

 

 

 

 

 

 

 できる子をよりできる子にするという仕事が一番多くなりそうですが,できない子にも時間を使いたいと思っています。

 

 できるできないは関係なく喜んで指導させていただきます。

 

 彼らが「勉強しないといけないなぁ」と思っている限りは力になれます。

 

 できない彼らからも学びはたくさんあります。

 

 その際に生徒を追い込まないし,自分自身も追い詰めません。

 

 お互いにとって心地いい学び場を。

 

 私は生徒が幸せになるために勉強を通して物事を伝えるという勤めを背負っていると思っています。

 

 このことをゆめゆめ忘れてはいけないと思います。

 

 

 

 

 

 どれだけ金塊を持っていてもそれは国の宝とは言いません。

 

 一隅を照らす光,それこそがまさに国の宝です(山家学生式:天台宗)。

 

 

 

 

 

 生徒も私たちも世界を照らす光,地の塩です。

 

 世の中になくてはならない存在です。

 

 一人一人の生徒を本当に大事にしたいと心から思っています。

 

 

 

 

 

 だから勉強ができないから時にしている人,怖くないから塾の戸を叩いてみてくださいね。

 

 それがうちでなくてもいいのです。

 

 指導者との出会いはとても大事。

 

 あなたの人生を変える一大事にもなり得ます。

 

 まぁもちろんそれが私たちの塾なら嬉しいのですが。

 

 

 

 

 

 長い文章,取り止めのない文章にいつもお付き合いくださりありがとうございます。

 

 

 

 

 

ONゼミナール代表 長田 俊将

www.on-semi.jp