講習シーズンになると、学校や予備校から「おすすめ講座」が大量に出てきます。
パンフレットには魅力的な言葉が並び、職員さんからも
「この講座は人気です」
「この先生の講座は絶対取った方がいい」
などと勧められるわけです。
ここで一つ、現実的な話をします。
運営側のおすすめは、参考にはしても、
鵜呑みにしない方がいい
ことが少なくありません。
もちろん、職員さん全員が悪いと言いたいのではありません。親身で優秀な方もいます。
しかし組織である以上、講習の申込数や売上目標が存在する可能性は否定できません。現場には「たくさん受講してもらう」方向の圧力がかかります。
その結果、あなたの学力や可処分時間よりも、「講座を増やす提案」が優先されることが起きる。そうなると、夏に“荷物”が増え、復習が破綻し、伸びなくなる。これが毎年の事故です。
では、誰の意見を優先するか。私は基本的に、その教科を教えている講師に聞くのが最も確度が高いと思います。講師は、あなたの答案や理解の穴を見ている(少なくとも見ようとしている)ので、
・どこが弱点で
・何を優先すべきで
・講習で埋めるべき穴がどこか
を比較的具体的に言えます。
ただし、講師に聞くときにもコツがあります。
「何を取ればいいですか?」
と丸投げすると、相手も一般論になりやすい。
おすすめはこうです。
「私はここが弱い。A講座とB講座で迷っている。どちらを優先すべきか」
この形式で聞くと、あなたの事情に即した答えが返ってきやすいです。さらに、可能なら「夏に復習に使える時間は一日何時間くらい」「今やっている教材はこれ」まで添えると精度が上がります。
もう一つ重要なのは、パンフレットの
「対象者」「到達目標」「この講座で伸びる!」
は基本的に良いことしか書いていない、という点です。
広告なので当然です。あなたが見るべきは、そこではありません。見るべきは、その講座を受けた後に、復習と演習を回せるかです。講座を受けて、復習できずに終わったら、得点に変換されません。知識は“聞いた”だけでは武器にならない。
講習は「取った数」ではなく、終わった数で勝負です。
完走できない講習を増やすより、完走できる講習を選ぶ方が、夏の成績は上がります。
明日は、講習1つがどれくらい重いのか、そして「復習の方が伸びる」ケースを具体的に書きます。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ONゼミナール代表 長田 俊将
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