なぜ人間は寂しくなるのだろう。
何かの瞬間に、ふと寂しくなる。
しかし、
もともとひとりなら、寂しいという感情は芽生えない。
「誰かと一緒」
それが当たり前だと思っていたら、誰かがいなくなった時、とても寂しく感じる。
存在していたものがなくなった時、人間は寂しいと感じるのだろう。
「喪失感」。
家族、恋人、友人、そしてペット。
それらが自分の前から消えた時、人間はとても孤独になる。
ではなぜ、そんなもろい幸福感を信じるのだろう?
それは、本当の幸福感ではなく、偽りの幸福感だと理解していないからだろう。
そう、
誰かと一緒の幸福感は、
偽りの幸福感である。
自分ひとりの幸福感こそ、
本当の幸福感なのだろう。