12月5日(日)21時からBS朝日で「ダ・ヴィンチの指紋」が放映される。
BS朝日開局10周年特別番組だ。
1998年にニューヨークの美術商に落札された、羊皮紙に女性の横顔を描いた小品。19世紀のドイツ人画家の作品と思われた絵は、1万9千ドル(約250万円)で取引され、収集家の手に渡った。しかしそこからミステリアスなドラマがはじまる。
謎を生んだのは絵の左上に残る「指紋」。この小さな指紋の主が、かのルネサンスを代表する万能の天才・レオナルド・ダ・ヴィンチその人のものだ、と発表されたのだ。
絵に残された指紋は鑑定の結果、バチカン美術館に残る「聖ヒエロニムス」に残されたものと一致したという…。
以前はWoman's profile in Renaissance suit=ルネサンス時代の服を着た婦人の肖像と呼んでいたこの肖像画だが、「美しき姫君」と名付けられたようだ。
レオナルド研究の権威マーティン・ケンプ教授やリュミエール・テクノロジー社のパスカル・コット氏も登場して、この「美しき姫君」の謎に迫る。
>>> 番組のサイトはこちら