ダ・ヴィンチ・プロジェクト | レオナルド・ダ・ヴィンチのノート
レオナルド・ダ・ヴィンチの「白貂を抱く貴婦人」を盗み出すという映画、「ダ・ヴィンチ・プロジェクト」を観た。アクション映画としての面白さはもう一つだが、チャルトリスキ美術館があるクラクフ(ポーランド)の街並みや、贋作制作のシーンが興味深かった。それにポーランドの映画というのも初めてだ。映画の中で「白貂を抱く貴婦人」は日本に貸し出されて戻って来た所で盗難に遭うんだが、そう言えば2001年に日本に来ていたのを見たことがある。良く観るとアゴの下で結ばれているような、変わった髪形をしている。これは後の修復によるものらしい。

もう一つ、ダ・ヴィンチのプロジェクトを紹介。
イタリアの歴史あるGIUNTI出版社が1964年から手がけている「レオナルド・プロジェクト」。レオナルドの全手稿をイタリア国公認の精巧なレプリカとして出版するというもので、全世界で998セットしか制作されていない。こちらのサイトで日本語情報が公開されているが、レオナルドの手稿だけでなくガリレオ・ガリレイの著作集や、ジョルジョ・マルティーニの建築論等も出版されている。欲しい!でも高そう~。 
