焚かないお香台湾もまだ梅雨の季節、湿気が多いと体調に悪影響、つまり中医学で言うところの「湿邪」が悪さをするので、先ずは除湿器でカラッとした室内に。そして、お香を置いておくと、得も言われぬ香りが部屋に漂ってきます。お香は一般的に炭団などで焚くことが多いのですが、下手をすると香りがきつ過ぎて、逆に香害になりかねません。何事も過ぎたるは猶及ばざるが如しで、そこはかとなく薫るのが良いのです。先日、「京コトはじめ」の番組で「香りをまとう 古都の暮らし」 を拝見しましたが、香道など日本には素晴らしい風流な文化がありますね。こんなご時世だからこそ、ときには心を落ち着けてゆったりとした時を過ごすのもいいかもしれません。