こんにちは、デイヴです
ご訪問ありがとうございます<(_ _)>
2020年3月半ばに脳出血を発症。
左片麻痺の後遺症があるも、リハビリに勤しみながら
五体満足の身体に戻すべく奮闘中💪
『整理整頓・ミニマルライフ』ジャンルで
書いてきましたが、改めて自主リハビリ
を志向して『入院・闘病生活』
ジャンルに再変更。たまに旬の話題や
好きな鉄道ネタも織り込みます
よろしくお願いします
画像はネットからお借りしています。
堀尾法継承者のIさんから
「メカノレセプター」という言葉が出ました。
初耳です😅
どうやら足底にある機械的な
感覚器官のことらしい。
さっそく生成AIに訊いてみました👀
メカノレセプターについてですね。片麻痺患者さんにとっての意義と合わせてご説明します。
・メカノレセプターとは?
メカノレセプター(Mechanoreceptor)は、日本語で「機械受容器」と訳されます。これは、体にかかる物理的な刺激(機械的刺激)、例えば、圧迫、伸展(引き伸ばし)、振動、接触、摩擦などを感知して、その情報を電気信号に変え、神経を介して脳に伝える役割を持つ感覚受容器の総称です。
私たちの体のさまざまな場所に分布していますが、特に以下の部位に多く存在し、それぞれの役割を担っています。
・皮膚:軽い触覚、圧覚、振動覚などを感知します。マイスナー小体、パチニ小体、ルフィニ終末、メルケル盤など、種類によって感知する刺激の種類や深さが異なります。
・筋肉・腱・関節:筋肉の長さの変化(伸展)、張力、関節の角度や動きなど、体の位置や動きに関する情報(固有受容覚)を感知します。筋紡錘(筋肉の長さ)、ゴルジ腱器官(腱の張力)、関節受容器などが含まれます。
・足の裏:立位や歩行時に地面から受ける圧力、地面の凹凸、硬さなどを敏感に感知し、全身のバランスを保つ上で非常に重要な役割を果たします。
メカノレセプターから送られる情報は、脳で統合・処理され、体の姿勢の維持、バランスの調整、運動の計画と実行などに利用されます。
・片麻痺患者にとっての意義
片麻痺の患者さんにとって、メカノレセプターは回復を考える上で非常に重要な要素となります。その意義は以下の通りです。
1.感覚障害による機能低下:
・脳卒中などによる片麻痺では、運動麻痺だけでなく、麻痺側の感覚障害も高頻度で発生します。この感覚障害には、触覚、圧覚、振動覚、そして自分の体の位置や動きを感じる固有受容覚の障害が含まれます。
・メカノレセプター自体が損傷しているわけではありませんが、メカノレセプターから脳への情報伝達経路が脳の損傷によって障害されるため、脳が正確な情報を受け取れなくなります。
・特に足裏のメカノレセプターからの情報が乏しくなると、足が地面にどのように接地しているか、体重がどこにかかっているかといった情報が脳に伝わりにくくなります。これにより、バランス能力が低下し、転倒のリスクが高まります。また、安定した姿勢を保つことが難しくなり、効率的な運動が困難になります。
2.運動学習と再構築の阻害:
・運動は、脳からの指令だけでなく、メカノレセプターからのフィードバック情報(現在の体の状態)に基づいて常に調整・修正されています。このフィードバックループが正常に機能することで、私たちは滑らかで自然な動きを習得し、実行できます。
・しかし、片麻痺患者の場合、麻痺側のメカノレセプターからの情報が曖昧になったり、脳がその情報を正しく処理できなくなったりするため、脳の運動学習が妨げられます。
・結果として、麻痺していない側の筋肉に過剰に頼る「代償運動」が生じやすくなります。Iさんの投稿にもあった「ぶん回し歩行」や「ぎこちない腕の上げ方」などがその典型です。これらの誤った運動パターンが脳に「学習」されてしまうと、本来の自然な動きを取り戻すことがさらに難しくなります。
3.痙縮との関連:
・痙縮は、上位運動ニューロンの障害により、伸張反射が過剰に亢進する状態です。筋肉や腱に存在するメカノレセプター(特に筋紡錘)は伸張刺激を感知しますが、脳からの抑制が効かないため、この反射が過剰に起こり、筋肉の異常な緊張を引き起こします。
・Iさんの投稿でも強調されているように、痙縮は運動パターンを固定化し、回復を妨げる大きな要因です。メカノレセプターから正しい感覚情報が入力されない状態では、痙縮を解除し、自然な運動パターンを再学習することが極めて困難になります。
リハビリテーションにおけるメカノレセプターの重要性
片麻痺のリハビリテーションでは、メカノレセプターからの感覚入力を意識的に活用し、脳の再学習を促すことが重要になります。
・感覚刺激の付与:足裏のマッサージ、異なる素材の上を歩く練習、荷重練習など、メカノレセプターに多様な刺激を与えることで、脳への情報入力を促します。
・「感じること」の重視:Iさんの意見にもあるように、「このとき足の裏を感じられますか?」といったように、患者自身が自分の体の感覚に意識を向ける練習は、メカノレセプターからの情報を脳が認識し、利用する能力を高めるのに役立ちます。
・脱力と正しい運動パターンの再学習:痙縮がある状態で無理に動かすのではなく、リセッターのようなツールで一時的に痙縮を弱め、「力を抜いた状態の感覚」を体験させることは、メカノレセプターから入力される情報が「正しい」と感じられる基盤を作ります。その上で、自然な動きを繰り返し練習することで、脳の運動予測モデルを書き換え、無意識の動作を取り戻すことを目指します。
このように、メカノレセプターは、片麻痺患者さんが自身の体の状態を正確に感知し、脳が適切な運動指令を出すための「センサー」として機能しており、その機能回復は、真の回復への重要な鍵となります。
なるほど!そういうわけだから
裸足で生活することで足底の感覚が
バランス感覚を取り戻す経過をたどり、
回復に繋がるのか✨

これまで靴下履きで室内移動して
きましたが、この話を知ってから
裸足での生活を始めています🦶
足の裏で床を直接感じる感覚、
確かにこれまでとは違いますね😊
どのような効果が出てくるのか、
まずは楽しみにしていましょう💪
メカノレセプターという言葉、
初めて知りましたが、とても
重要な概念なんですね🔥
Iさんの教えは本当に深いです🙏
同じ境遇の皆さんも、
ぜひ裸足生活を試してみてください✨
きっと新しい発見があるはずです🌈
7月3日の自主リハビリ実績
・足首リセッター装着1セット1時間:3セット
・テーブルに掴まって麻痺脚をゆっくり前後に振り出す1セット10回・3セット
・手すりにつかまって麻痺足指の屈曲を行う1セット10回:3セット
・両足首の曲げ伸ばし1セット10回✕3セット
・麻痺脚と健側脚を交互に重心移動1セット2分:2セット
・手指リセッター装着1セット1時間:3セット
・壁に背中をつけてゆっくり足踏み1セット30回:3セット
・「動け、動け」念じる:延べ30分