子どもの頃の死生観 | アラカンのリハビリライフ☆五体満足を目指して

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2020年に脳出血で左片麻痺に。自主リハビリを続け、回復への道のりや旬の話題、趣味について発信していきます。

こんにちは、デイヴです。

「人は何度も生まれ変わる」

このことを信じる人、信じない人それぞれですが、

僕は信じているほうです。

『前世の記憶を持つ人』

がしばしば出てきて、前世記憶を語るようなことがありますが、

それも信じるほうです。

信じるほう、

というか、

むしろ

信じたい

気持ちのほうが大きいのかも。


小学生の頃、

赤ちゃんを見るたびに、

「そういえば、物心つくまでの自分って、

どんなことを考えて、

何をどうやって判断していたんだろう?」

と自問していました。さらに思考が進んで、

「生まれる前は、どんなだったんだろう?」

ーーという疑問が頭をもたげていたんです。

「生まれる前は『無』の状態なのかな。

ってことは、

『無』『何も無い』ってどういう感覚?」。


「あ、何も無いのだから、感覚も無いのか」

と思考が無限ループ😅


めんどくさくなって、そのままになっていました。


次に、さまざまな訃報に接するたびに、

「人は、死んだらどうなるんだろう?」

という疑問にも悩まされました。


小学生の頃は転生(生まれ変わり)の知識も持ち合わせていなかったので、

「死んだら意識というものが無くなる。ン? やっぱり『無』だ」

とまたまた思考が無限ループ💦


そして時代がくだり、

いつの頃からか、「人は何度も生まれ変わる」という知識が備わって、

どことなく得心したものです。



自分の死生観を大きく揺るがしたものとして

『臨死体験』があります。

体験したという人の話を見聞して、

・事故や病気、経年によって人は肉体の死を迎えたとしても、

意識=魂は無くならない。

・肉体の死を以て、魂は本来の住処に還り、

さらに次の生まれ変わりの準備に入る。

というようなことを知りました。


話が横道にそれますが…、


2020年3月半ばに脳出血で救急搬送された際、

病院の処置室でいろいろ検査を受けたようですが、

この時はとにかく眠くて眠くて、

いつのまにかすやすや。

名前を呼ばれるたびに「ハッ」と覚醒したものの、

その間はずっと睡魔の餌食になっていました。

今にしてみれば、

何も眠っていたのではなく、

気を失っていたのだと思います。

それだけ重篤だった、ということでしょうかね。


その割には、臨死体験というのがありませんでした。

まったく『無』の状態を体験しました。

手術前に全身麻酔を受けたときにも、瞬時に『無』になり、

次に覚醒したのは翌朝。

集中治療室のベッドに寝かされていることに気づいたわけです。

手術開始から翌朝目覚めるまでは、ざっくり16時間が経過しているのですが、

体感的には『無』の時間は一瞬でした。

未だ臨死体験をしたことがないので、

実際に自分が今世を終えるときには

どんな体験をするのか、お楽しみ、

といったところ。


かく考えると、子どもの頃の死生観より、

遥かにリアルでブラッシュアップしているなぁ、

と思うこの頃です。