前回の「その⑧」から、丸1ヶ月以上が経ってしまった…(^_^;)
別にこれと言って忙しかった訳ではないのだが、大河ドラマが佳境に入って来たとか、日本シリーズがあったとか…、寒くなって来たので早めにお布団に入ったとか…(^◇^;)
そんなこんなで続きが遅くなっ事をお許しください。(⌒-⌒; )
さて、では続きを…
師匠の岩崎さんに、レモンの収穫をお手伝いさせて頂くことになったが、ちょっとばかり困った事があった。
僕らには車が1台(ロード号)しかないので、僕がさゆりの仕事場へ送り迎えしなきゃいけないと言う事。
さらに、そのロード号はワンボックスなので、園地(レモンなどの畑)へたどり着くまでの細く険しい道を進んで行くことが、かなり困難であると言う事であった。
そのため、収穫をする園地手前の少し広い場所にロード号を停めて、岩崎さんの軽トラで迎えに来て頂く…と言うような事をしていたのだ。
それを知った師匠の師匠、河田さんが
「お前、そんな事してたらダメだから、ワシの車乗っとけ!」と言って、ご自分の軽の自乗用車を貸してくれることになったのだ。
まだ知り合って間もない、信用がおけるかどうかわからないような男に、自家用車を貸すからしばらく乗っていなさい…と、誰が言うであろうか。
当然僕は「いえいえ、そんなおこがましい事できません!」と、お断りを入れたのだが、「どうせレモンの収穫が終わるまでは、車庫が使えなくて困るんじゃ。いいから使っとけ!」と押し切られてしまった。
とは言え、普通では考えられないくらい有り難い話で、おかげで僕らがめちゃくちゃ助かったのは言うまでもない。
河田さんからお借りしてた車!(T ^ T)
この河田さんと言う人のスケールの大きさは、この人と一緒にいればいるほど思い知らされていくのだが、この時の河田さんの言葉には僕は、本当に衝撃を受けたのであった。
僕らがIターンであるとは言え、島に住む人みんなが、ここまでIターンに対して寛容であるわけではない。
逆に、僕らIターンに対して偏見を持つ人が多くいても、それは不思議でも何でもなく、恐らく僕らも今後そう言う場面に何度も遭遇していくであろうと思われる。
そんな中で、岩崎さんを通して、さゆりの職場を世話してくれた文田さんや、岩崎さんや文田さんの師匠である河田さんと知り合えたのは、これからこの島で生きて行く上で、本当に幸運としか言えなくて、感謝してもしきれないくらいなのである。
そんな感じで、島に渡って初めての冬僕は、3人の師匠の畑を日替わりでお手伝いしながら、様々な勉強をさせて頂くことができたのである。
島に引っ越したばかりの頃は、もし思い通りにいかなかったら、柑橘以外の、例えばスーパーなどでもアルバイトしなきゃいけないかなぁ~と言うことも考えていた。
自分で言うのも何だが、柑橘農家を目指すIターンとしては、これ以上望めないくらい上々のスタートを切ることができたのではないかと思っていて、やはり感謝・感謝なのである。
などと、遊んでばかりいるようには見えるが、基本的には路地レモンの収穫が始まると、そこから柑橘農家に休みはない!(^_^;)
同じように、レモンやみかんの収穫のアルバイトをしているIターンの若者達も数名いて、彼らと一緒に慌ただしく働いてるうちに、あっという間に年末を迎える。
年末に島で行われるライブにも遊びに行き、久々に音楽イベントの雰囲気を味わうこともできた。(^-^)
少しでも感謝の気持ちを表したくて、我が家(とは言ってもトライアルハウスだが)で師匠達やアルバイトのみんなと忘年会をやったりして、何とか無事に波乱の2017年に幕を閉じるのである。
忘年会では、大量の車海老を師匠がご馳走してくれた!(^o^)/
しかし、年が明けるとこの島に来て3ヶ月となり、僕らは快適だったトライアルハウスを立ち退かなければならない。
はたして僕らは無事に、次の家を見つける事ができたのであろうか…?(^_^;)








