心配された台風21号は、大崎上島の東側を通って、昔住んでいた大阪や名古屋を直撃。

みんな大丈夫だった?(T ^ T)


それから数日も経たないうちに、僕らの故郷である北海道で大地震!(>_<)

お互いの実家では、まだ電気が復旧していない…


携帯電話の充電ができないから、無事だけ確認して、それ以来電話もしてないのでちょっと心配ではあるが、どうすることもできないので、ブログの続きを書くとしよう。(^_^;)





仕事があるから来てください。



という連絡が、Iターンの大先輩である岩崎さんから来るまで、僕らは島でのプチバカンスを楽しんでいた。





お金はなかったが、他のバイトに手をつけるつもりはなかったし、今まで頑張ってきたんだからたまにはいいかな?って感じで(^_^;)



しかし、数日後にかかってきた岩崎さんからの電話は、お仕事ではなく、飲み会のお誘いだった。



「僕の師匠を紹介しますので、一緒に飲みましょう。」



わざわざ僕のために設定してくれた飲み会だ。


僕は嫁さんのさゆりと、指定された場所に出向いて行った。



言われた時間より少し早く「秘密基地」と呼ばれる場所に着いて、恐る恐るドアを開けると、台所でお魚をさばいているちょっと強面の漁師さん?と思える男性が立っていた。



「おお来たか。どこでもいいから座れ」



この方が、岩崎さんの師匠さんなんだろうか

見た感じは「農家さん」ではなく「漁師さん」なんだが(笑)


でも間違いなく、この方が岩崎さんの師匠こと、河田さんだったのである。



河田さんの趣味(のレベルを通り越えてはいるが)は魚釣りで、ご自分で船も持っていて、夏から秋の間は暇さえあればタイなどを釣りに行く、自他ともに認める釣りマニア。


瀬戸内海では当たり前なのかもしれないが、僕らにとっては見たこともないような立派なタイのお刺身を調理してくれていたのだ。



シシ肉も食べたと思われる…(^_^;)



僕らが自己紹介をすませると、ビールを抱えた岩崎さんが入ってくる。



岩崎さんが、僕らに河田さんを紹介してくれる。



「まぁ、座らんかい」と言う河田さんの言葉を合図に、全員がイスに腰を下ろした。



「先に始めてようか。」と河田さんが言うので、ビールを回して飲み会が始まった。


とはいえ、僕は粗相をしちゃいけないので緊張しまくり。(^_^;)



ん?


「先に始めてようか」と言うことは、まだどなたかいらっしゃるのかな?


などと考えていると


「遅くなりました~」と言う声とともに大きなお皿いっぱいのアオリイカの刺身を抱えた男性が入ってきた。





この方も、僕がこれから島で生きていく上でとても大きく関わって、大変お世話になる文田さんなのである。

文田さんも船を持っていて、イカを釣らせたら島でも指折りと言われる

ちょっと待て

島の人は、みんな釣りが好きで、みんな船を持ってるの?(^_^;) 

そう思われるのも当然で、その疑問には後々お答えしていこうと思っておりますが、とりあえずこうして飲み会が進んで行ったのである。

今回の飲み会は、島で柑橘農家を目指していこうとする僕に、岩崎さんの仕事仲間を紹介するのとともに、みんなが「こいつはどんなヤツなんじゃ?」と品定めする為にセッティングされたと思われる。(^_^;)


粗相ができなくて緊張しまくってる僕は、どんな話をしたかあまり覚えてないのだが、このお三方の関係は次のような感じだ。


数年前から、大崎上島町や広島県が中心となり、若手の柑橘農家さんを育成すべく補助制度を設けるなど、担い手の育成に力を注ぐようになった。



大崎上島の柑橘農家さんの中で対象となった「若手の担い手」数人の中に、岩崎さんと文田さんのお二人がいた。

河田さんは、ご自分の経営努力で、幾度となく「広島ゆたか農協」の中でトップになった事のある敏腕柑橘農家さん。

その河田さんに「若手の担い手」を育成する立場「指導者」として、白羽の矢が立つ事となったのだ。


つまり、河田さんには、大崎上島の将来を担う若手の教え子が数人いて、その中でもとりわけ優秀な人材が、岩崎さんと文田さんなのである。

他の「担い手」と言われる方々の事はよくわからないが、河田さんの言われる事を忠実に守り、努力を続けるお二人を河田さんは大変可愛がり面倒をみた。

結果お二人は、いわゆる「河田塾の卒業生」みたいな感じとなって、今ではとてもいい仕事仲間としてお付き合いしている


と言った感じの間柄なのだ。


岩崎さんは、今では大崎上島でレモンと言えば「岩崎農園」と言われるくらい大きくなられ、文田さんも、せとかと言えば「文田農園」と言われるくらい、広島ゆたか農協の中で欠かせない存在となっている。

つまり、この飲み会で僕の目の前にいたお三方は、大崎上島の柑橘農家さんのトップ3と言っても過言ではないような方たちなのである。

この3人について行ってダメだったら、まぁ僕には柑橘農家の才能がない!ってことですね!(^_^;)

このお3人のお名前は、これから何度も登場するだろうから、読み続けようかなぁ~と思ってる奇特な方は、ぜひ覚えておいて下さいね!


帰宅した僕らは、プチバカンスはそろそろやめにして、気合いを入れ直して仕事を探そう!と、決意するのであった。




広果連の糸曽先生を加えた、大崎上島の柑橘伝道師4人衆!