ダビチ・ヘリ姉さんのソロとしてのニューミニアルバム『from h』。
全6曲入りの素晴らしい作品集の前半「Hartwarming Side」を前回の記事でお届けしましたが、
今回は後半・4~6曲目の「Heartbreaking Side」をお届けします!!
4. Awaiting
こちらの記事の楽曲紹介で「これまでで一番心を動かされたMV」と語らせていただきましたが・・・
実際そこで書いた通り、あれ以来、このMVをフルで見ることができていないのですが・・・
正直、それだけには止まりませんでした。
管理人、これまでの人生で何曲の音楽に触れたか、もう数える由もないのですが・・・
1曲のレコーディング音源を何度も聴いて、何度も号泣した・・・という体験は、初めてでした。
MVをご覧になった方はご存知かと思いますが、そのストーリーと絡めてお話しすると、
突然家族に捨てられたワンちゃんが、けなげにその家族に思いを寄せて待ち続けている・・・
もう会えないかもしれない、それでも想い出は忘れられず、そして捨てた飼い主は恨んでいない・・・
そんなところになるでしょうか。
この曲、一番最後の
「난 그댈 미워하지 않아요 (私はあなたを憎んだりしません)」
この一行の歌詞が全く違うものだったら、私だってこんなに泣いていません。
このけなげさが本当に切ない・・・
リリース前日のプレビュー会でこのMVが投影され、ヘリ姉もオーディエンスもみんな泣いていたそうです・・・
カムジャちゃんと過ごして、そんなワンちゃんの思いが痛いほどわかるヘリ姉だからこそ
この歌詞が出てきて、こんなに純朴なVocalを聴かせてくれるのでしょう・・・
実際、MVと一緒に聴くのでワンちゃんのストーリーという位置づけでレビューしていますが、
対象は人間だってあり得るかもしれません。
裏切られても相手を恨むことなく、ここまで純粋な愛情を手向けられる人が、いるかも・・・
5. 愛はどこへ行った
リリース前の全曲プレビューでは、「ちょっと他の曲とは位置づけが違った、スパイスが効いたナンバー」とご紹介した曲。
その意味ではおおよそ間違っていなかったかも、ですが、実際にはかなり壮大なスケールのバラードで、決して「つなぎ」役に徹していない、このナンバーだけで存在感がたっぷりとある曲に仕上がっています。
他の曲と比べて正直なところ期待がさほど大きくなかったため、そして結果的に他の曲と同じくらい大好きになったこともあり、管理人の中でもこのアルバムに欠かせない存在となりました!!
こちらも前半のHartwarming Sideの曲たちとは異なり、ダビチの十八番ともいえる(笑)もうすぐ別れようとするつらい状態の恋を歌っているところですが、その中でもヘリ姉のVocalがいろいろな表情で聴かせてくれていて、本当にすごいVocalistであることを再認識させてくれるナンバーです(^^)
6. 私だけつらいこと
昨年9月に先行リリースされたシングルなので、もうこの曲については語りつくしている感がありますが(^^;
でも、このアルバムの中の位置づけ、ということで、やっぱりもう少しだけ語らせてください(笑)
この曲だけで最初から最後までドラマチックな展開を体感させてくれる・・・だから、アルバムに収録されることになっても浮いてしまうのではないか?シングルとしてリリースされた時はそう思いました。
ところが、実際にアルバムラスト曲としてリリースされてみると、曲調としてはMystic Balladの『You Are My Everything』や、前回のヘリ姉のミニアルバム『h』の『Even Though (보이지 않아도)』のように、少し重かった直前の曲から切り替わってすごく前向きにさわやかに響くラストナンバー!としての役割を果たしていると思います。歌詞は切ないのですが、でもここで区切りをつけて前に踏み出そうとしているというサイドが、アルバムラストナンバーとなっていることで強調されているような・・・
あらためてこのナンバーと、Vocalistヘリ姉の素晴らしさを感じさせてくれる今回の構成となりました(^^)
・・・以上です(^^)
相変わらず管理人個人の感じたことを好き勝手に書かせていただいた点、ご容赦くださいませm(__)m
皆さんの感じ方はもちろん異なるとは思いますが、素晴らしいアルバムだ!という思いは共通かと(^o^)
これからも長く聴き続けるアルバムとしてこのような素晴らしい曲集を出してくれた
ヘリ姉に、改めて感謝したいと思います(^^)
フォトはヘリ姉・1月31日のインスタより(^^)