「好韓」だからこそ、安全文化の高揚を訴えたい! | Davichi Watcher 2

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2018年1月に
デビュー10周年を迎えた、
韓国最高の女性デュオ・
ダビチ。
心に響くバラードを
届けてくれるお二人を、
力強く応援し続ける
ブログです!!(^^)

ニュース・新聞などでも大きく報道されているのでご存知かと思いますが、またまた痛ましい事故が起こりました。
野外イベントの4minuteのステージの途中で、観客が乗っていた駐車場の換気口のふたが崩れ落ち、20メートル下の駐車場に転落。
16名が死亡、11名の重軽傷者の中にも予断を許さない状況の方もいるとか。
さらに、イベント主催者側の責任者が飛び降り自殺・・・という、本当に辛い結果となってしまいました。(Kstyleさんの記事はこちらこちら)

今年は印象的なものだけでもセウォル号の沈没事故やLadies' Codeの交通事故など、安全性を最重要視しておけば避けられた可能性の高い悲劇が次々と起こっています。

この事件で、韓国をよく思わない人々や単に韓国バッシングを楽しむ人々がまたネット上で勢いづく様子が想像できそうですが、Davichiのいる韓国、その他にも友人・知人や素晴らしいアーティストが生活をする韓国を好む私としても、やっぱりこれだけは強調したいと思います。

韓国は、残念ながら強い「安全の追求」の文化がない様です。
これは、政策とか対策とかいうレベルの話ではなく、「文化」として。
安全を最重要視する「文化」があれば、こんなことは起こらなかったはず。

「文化」は、もちろん一朝一夕に作られるものではありません。
時間もかかるでしょう。時間をかけている間に、いくつかの別の悲劇も起こってしまうかもしれません。

でも、やっぱり「安全を最重要視する文化」は、絶対に作らなければいけません。

一時的に強制力を持たせるような施策は、根本の解決にはならないでしょう。それが無視されれば、また同じことが繰り返されるだけです。
ただ、個々人の言動や会社などの組織的な活動で、ボトムアップでそのような意識をお互い表明し、確認し合うことができれば、それは問題の解決に大きく貢献すると思います。それが「文化」だと思います。

その文化を作るのは、犯人捜しや責任者への強いバッシングからではなく、それらの出来事をきっかけに、自らの日々の行動の省みること、そして社会全体として積極的に今後の活動について「安全」を重視する思考や行動を実施することから始まると思います。

「安全の追求」は、普遍性が高い概念であると考えられますので、韓国においてもこれを今まで以上に重視する文化を形成することは無理ではないと信じています。

今後、安全の文化を高揚させてゆく韓国の皆さんを、心から応援してゆきたいと思います!