大河滔々 -17ページ目

オムライスランチその後

『また後でメールしますね。』。。。



これはあのコの別れ際の常套句。

すぐに仕事に戻るため、

ひと休憩してるときか、

帰り道にくることが多いかな。



そしてオレは待てずに、

直後に送信してしまう。

分かち合った嬉しさや喜び、

感謝はすぐに伝えたいので。。。(笑)



「Mーちゃんブタ、ごっつあん。

幸せすぎる至福のひとときを、
どうもありがとう。

Davibramは満腹感でいっぱい。
カラダもココロも。。。(笑)

疲れてヤル気が出ないときは、
差し入れで元気出せ!

マリエちゃんと2人、
素敵な再会を楽しんで!

もし気が向いたら、
車で一緒に帰ろっ。」



15時に送信するも、

返信は22時をとうに回っていた。

マリエちゃんが職場へ遊びにくると、

バイバイしたとき喜んでたっけ。



『池袋まで一緒に帰るかも。』と告げる、

Mちゃんの言葉を受けつつも、

ダメ元で帰りは誘ったんだ。

微かな期待を抱いて。。。



『返信遅れてすみません。

今日は飲み物とデザートの差し入れありがとうございました
いつもいつも本当にすみません、ありがとうございますキラキラキラキラ



「Mさま、お疲れさま。

Mぃたんブタが喜んでくれれば、
オレも嬉しい。

あなたの幸せが、
オレの幸せでもあるんだ。

ところでマリエちゃんとの、
再会は楽しかったかい?」



『マリ*とかすぴー(後輩♂)とのん(カレシ)とご飯食べに行って来たよニコニコ

ごめんなさいね
急遽そうなったからしょぼん



*7~8月まで臨時バイトの女の子。

後輩♂の専門学校の後輩。

あのコは大親友と呼び、

マリエもMちゃんを慕ってる。


バイト最終日の前日に、

2人でズーラシアへ行ったのだそう。



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アイツと別れ、

おかしくなりそうだったのを、

救ってくれた存在。

マリエに相談した訳ではないけど。


ただ一緒に仲良く働くだけで、

傷心した心の拠り所になったらしい。

会社を辞めようか悩み苦しんだとき、

マリエがいることで踏み留まったようだ。



「Mぃたんブタ、お疲れさん。
帰れなかったのは残念。

でもそれ以上に、
Happy音符 timeだったぢゃん。

駐車場まで一緒なんて、
粋な計らいだあ。

マリエちゃんの最終日同様、
いい感じで別れられたのでは。

今度、良かったら、
オレも混ぜて、なんて。。。(笑)」



『とても楽しかったですニコニコ

ごめんねしょぼん



「Mぃたんブタ、謝らないで。
オレは悲しくなる。

楽しい時間を過ごせたのなら、
それでよかったじゃない。

どんなカタチであろうと、
あなたが幸せなら。

それに勝るものはないかな。
オレまで気分上々。。。(笑)

また今度、一緒に帰ろっか。
オレとはいつでもできる。」



『ありがとうねニコニコ

絶品!?オムライス

13:30 目的地到着。。。



ナチュラルローソンで、

あのコへの差し入れを買う余裕もあった。

ホウライのミルクコーヒー2本と、

小豆プリンをお買い上げ。


そして予定時間に着いたことを、

あのコへと報告っと。

いつものロータリーで、

彼女からのメールを待つ。



「Mさま、ご苦労さま。

時間を合わせてくれた配慮に、
感謝しているんだ。

もちろんお誘いと、
ご一緒ランチにも。

いま目的地に無事到着。
Mさま、いつでもどうぞ。

今度はDavibramがMさまを、
お待ちしています。」



20分が過ぎた辺りで、

Mちゃんから返信が届く。

会える喜びと嬉しさで、

開くのももどかしい。



『よろずやに来て下さいニコニコ


ハートハート



そんなお店あったっけ?

Mちゃんと通い慣れた店が、

瞬時に思い浮かぶ。

雑貨屋?

洋服屋?

ええい、じれったい。



「どこ?

場所が分からない。」


『ベローチェの斜め前のオムライスやさん』


「はい、Mさま。

急いで向かいます。」


パッと目指す場所が分かるや否や、

足が勝手に走り出す。

一秒でも惜しい。

もう条件反射。。。(笑)



「はあはあ。

いま着いた。
よかった、まだ来てない。

お先にお待ちしてよっと。
Mさま、気をつけておいで。」



店内にMちゃんの姿はない。

きらした息を静め、

不安以上に安心した。

遅れずに済んだと。


5分ほど経って、

入り口から見慣れた顔が来た。

どんな顔で出迎えたのだろう。

想像したくない。。。(笑)



『こんにちは。

お待たせしてゴメンなさい。

なかなか仕事が終わらなくて、

遅れてしまいました。』



「Mちゃん、こんにちは。

いいって、気にしないでくれ。

遅れる分には構わないんだ。

あなたと過ごせる時間は、

一瞬でも惜しいから。

一秒がもったいなくて、

走ってきちゃった。。。(笑)」



『はあ、重い。

目眩が。。。(笑)

会うなりそのセリフですか。』



「ちょっと重かった。

さて、何を食べよう?

オレは特製オムライスかな。」



『私はチーズオムライスで。

でもスパゲッティも食べたい。

ううん、迷う。

どうしようかな。』



「じゃあ、オレがパスタに変えようか?

Mちゃんはそのままで、

分け合って食べない?」



ランチセットにしないで、

単品にしようか悩む彼女。

値段が変わらないと諭し、

頷くMちゃん。



『ああ、やっぱり気が変わった。

スパゲッティは止めましょう。』



『すいません。

特製オムライスと、

チーズオムライスを。

(大盛りでいいですよね。)

2つ大盛りでお願いします。』



注文も終え、会話がはじまる。

口を開いたのはあのコからだった。

対面からこないだの話題を、

写メを見せながら語る。



『ねえ、見て下さいよ。

スゴいでしょ。

私が6ぴきも釣ったの。

本当は(釣った)40センチより、

もっと大きいのがかかったんだけど、

糸を上げたらバラシちゃって残念。

でも楽しかったあ。』



「Mちゃん、それは悔しい。

まあ、でも良かったじゃん。

夏最後のいい思い出になっただろ。

海・水族館・動物園・虫採り、

締めはバス釣りと、

今夏を思う存分、満喫できたのでは。」



『ホント最高の夏だった。

楽器の仲間たちのおかげ。

彼らって変な目で見てこないから、

私も気が楽でいいの。』



「変な目?」



『私を好きになることもないし、

私も好きにならない。

それに男女の差別なく、

仲良く普通に接してくれる。

それがまたいいの。』



「オレは変な目と両方持ってる。

恋人候補としてと、

大親友として。

愛情と友情を兼ね備えたさ。」



『それは良くないと思う。

私にとってじゃなくて、

Davibramさんのためにならないと。

いいことないんじゃないんですか。

私を好きでいてくれても、

Davibramさんの気持ちには応えられない。

かえって不幸にしちゃう。』



「オレに諦めてほしい?」



『できれば。

私、Davibramさんがよく分からない。

こないだ(*8月18日のブログ参照のこと)、

Mさんとの恋愛に関知しないと、

約束してくれたじゃないですか。

それなのにこうして、

告白してくる神経が、

私には信じられません。』



「Mちゃん、よく聞いて。

(彼女は意味を取り違えてるはず。

カレシとの間には介入しないことを、

2人に約束したのだが、

あのコは恋愛感情そのものを、

無くすつもりと受け取ってるらしい。)

きょう約束しました。

明日からはすぐ変えるなんて無理。

Mちゃんへの思いと想いは、

すぐに切り替えられるほど、

そんなに軽いものじゃないんだ。

オレは本気で結婚を考えてるし、

それを前提に真剣な交際がしたい。

あなただってアイツと別れたからって、

すぐに他の男と付き合えないだろ。

それと同じことなんだ。

整理の整理には時間がかかる。

もう少し暖かい目で見守り、

気長に待ってほしい。」



『分かりました。

でもこの話はもう止め。』



オムライスが二皿、

テーブルへ運ばれてきた。

一時休戦!?。。。

揃っていただきます。


オレから彼女へ、

反対に彼女からオレへ、

ちょっとずつオムライスを交換。

2つを味わい笑みがこぼれる。


お互いにやや顔を近づけ、

笑い合って食事を楽しむ。

2人の間を至福のひとときが流れ、

いい雰囲気が包み込む。



『はあ、美味しい。

幸せ~。

お腹いっぱいで苦しい。

動きたくないかも。

会社へ戻るのがダルい。』



「オレも満腹。

お腹も胸もいっぱい。

何にもしたくない。。。(笑)」



『そういえば、

来年、一人暮らしをするつもりって、

Mさん(カレシ)にメール送ったの。

そうしたら、‘M、オレも応援してる。

お互いにちゃんと自立して、

将来に向け安定させよう’と、

返事があったんですよ。』



「それはやったじゃん。

オレもできる範囲で、

Mちゃんを応援してあげる。」



『そうそう、メールで思い出した。

Davibramさんからメールが届いたとき、

お母さんに見られちゃった。

前は“Davibramから来てるよ”と、

呼び捨てだったのが、

“Davibramさん”へと変わったの。』



「えっ、何でオレからだと分かったんだ?」



『私のケータイは、

Davibramって表記されるんですよ。』



「そっか、嬉しい。

またお母さんに会いに行かなきゃ。

Mちゃんをもらいに来ましたと、

挨拶を兼ねて。。。(笑)」



『いや、いりません。

私は結構です。。。(笑)

“あげませんっ。”って言われるかも。

“Davibramさんはしつこすぎるし、

親の前であんなベタベタくっつくなんて。

そんな男にはあげられない。”と、

怒ってましたからね。』











この後も色々な話題で、

話に花が咲き乱れる。

心も身体も満たされ、

あのコの微笑みが一段と輝く。


その可愛さが眩しくて、

オレの高ぶりは最高潮。

思わず抑えきれず、

セリフが口をつく。



「Mちゃん、大好き。」



『うわっ、気持ち悪い。

Davibramさんには、

食後のデザートかもしれないけど、

私にとっては締め方が最悪!

吐きそう。。。(笑)』



『Mちゃん、愛してる。』



『そんな大声で何度も言わないで!

恥ずかしいなあ。

はあ、疲れちゃった。』











店を出て会社まで送る。

その道すがら、

喫茶店の前に並ぶ、

自家製のクッキーをお買い上げ。



『ここのクッキー美味しいんですよ。

私の密かなお気に入り。

前を通るとよく買ってるかな。

会社のみんなで分けなきゃ。』


「おお、そうなんだ。

まだ食べるのかと思った。。。(笑)

みんなでの方が美味しい。」



『ここで別れましょうか。

会社に来てくれるなら、

下まででもいいけど。

誰かに見られてたらと思うと。

密会してるみたいだし、

バレたら大変。』



「大丈夫、誰もいない。

下まで送らせてくれ。

Mちゃんはオレに、

そばにいてほしくない?」



『そばにいてほしいけど…。』



「オレからは離れたくない。」



『私の気持ちが離れるかもしれませんよ。』



ビルの中に彼女が入って、

階段を上り徐々に、

姿が見えなくなるまで、

手を振り合ってバイバイしたんだ。


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晴れのち雨、そして曇り

あのコとの心模様。。。



午前中のわずか数時間で、

目まぐるしく変化した。

オレもMちゃんも、

気分屋であることを、

除外しても。。。(笑)


それは毎朝の9:40前後に届く、

おはようメールからはじまったんだ。

きょうこそはお昼を一緒したい、

行けそうな気がしてた。

なんとなく。。。



『おはようござる('クローバー')

今日も頑張るかぁ~っしょぼんDASH!DASH!

だる~っショック!


「「Mさま、おはようでござる

姫さま、
お目覚め&ご機嫌はいかが?

日焼けの痛みは引いた?
あなたが心配なり。

きょうもダルいけど、
お互いに頑張ろっ。

オヤジの通院病院の運転手を、
午前中はしてるんだ。

いまはピーカン晴れだけど、
台風台風が近づいてるんだって。

気をつけてちょうだい。
帰り道電車は特に!」



『気分は最悪!

おはようさまニコニコ

今朝お化粧してたら欠けたファンデを散らかしちゃって…しょぼん
眠い
ダルい
の最悪な気分しょぼん

安全運転でお願いしますニコニコ

ランチする?ブタ



これが届いた瞬間、

心の中でガッツポーズ!

嬉しさのあまり頬が弛み、

自然とほくそ笑む。

実際に月イチであるかどうか。。。


あのコに願いが通じたのだろうか。

思いがけない誘いに、

ニヤニヤするオレ。

どんだけだらしない表情をしてたことやら。

こんな顔は誰にも見せたくない。。。(笑)



「Mさま、あらら。

大丈夫かい?
それは朝から落ち込むは!

はい、Mさま。
Davibramは安全運転を守ろうっと。

あなたからなんて珍しい。
そして嬉しすぎる。

まだ時間が分からないから、
もう少しして連絡する。

Mーちゃんブタと、
ご一緒ランチしたい。」


『13時過ぎくらいで大丈夫なら行けますキラキラ
月曜 火曜は私が一番早く行かなきゃなのでガーン

その時間で大丈夫ならニコニコ

ランチぐらいなら…キラキラ



ランチぐらいなら。。。

たぶんMちゃんの本音だろう。

当たり障りのないお茶とお昼なら、

抵抗はないのだと思う。

慣れているのもあったけど。。。

いままでもそうだった。


人(カレシ)には言えない悩みを、

オレだけに打ち明けられたり、

何かあるたびに頼ってきてくれる。

それに応じオレは、

色々な面(精神・肉体・経済的に)で支え、

彼女を助けてきたものだ。


でも恋人として見られない。

大好きになれない。

ココロとカラダの恋愛関係のない、

中途半端な位置にオレはいるんだ。

一方通行の感情がすれ違う。

そして平行線のまま。。。



「Mさま、ありがとね。

Mさまが先頭なんだ。
それは知らなかったよ

Mーちゃんブタ、12時までには、
必ず連絡するねぇい。

ランチぐらいならかぁ。
複雑な気持ち…。」


『ごめんなさい
失礼な言い方をしてしまいました
本当にすみません。
私はDavibramさんとは
付き合えないしょぼん
ごめんなさい』



この文言は何度目だろう。

何回、見たとしても、

慣れることはありえない。

折れそうになる自分を、

鼓舞しつつ必死でこらえ、

偽りない心境で返事を送った。



「Mーちゃんブタ

断る辛さ&苦しさは分かる。
何度もありがとう。

まだ別れたばかりで、
整理がついてないのに…。

アイツが大好きなんだろ。
将来を決めた相手だもん。

オレはあなたにとって、
都合のいい男かと思ってた。

しかし、Mさんを、
愛する気持ちは変わらない。

Iさん(名字)から離れたくないし、
縁も切りたくないんだ。

大親友の距離を保てれば、
それでもいいかな。

時間や立場、環境次第では、
先はどうなるか分からない。

オレを一人の男として、
みてくれるかもしれない。

逆にオレが他のコと、
結ばれる可能性も。。。(笑)

どちらになろうとも、
M.I.のそばにいるつもり。

愛情は一瞬で変わるものだが、
友情はずっと変わらないから。

いまもこれからも、
仲良しこよしでいよう。」


愛情が深ければ深いほど、

憎悪は比例するものだ。

好きの反対は嫌いではない。

オレはそれが生まれるたび、

自己を激しく嫌悪し、

意識的に距離をとってきたんだ。


ケータイを敢えて不通にしたり、

メールを無視したり、

つまらん恋の駆け引きではなく、

負の感情を抑えるためだった。

それくらいMちゃんへの愛は、

深い・広い・大きい・長い・強い。


離れようとしても、

縁を切ろうとしても、

心変わりしようとしても、

諦めきれなくて。。。

オレの心の中には、

あのコしかいなかった。

もう他の女性は入れない。



『ありがとう。』


「Mさま、お疲れさま。

いま家を出た。
到着は13:30頃だと思う。

待たせるのは心苦しいので、
先に食べていて下さい。

お茶だけでもできれば。
ではまた後で!」


『了解です、出来る限りギリギリまで延ばしておきますクローバー


「Mさま、どうもありがとう。

いつも配慮をあざーす。
安全運転で急いで行く。」


彼女の優しさに触れた。

オレの思(想)いに応えてくれる、

心意気にいつも感謝している。

温かさが愛おしくて。。。

言葉で言い表せないほど、

M.I.を愛してる。。。