ウズベキスタンの物乞い | ハム太郎のつぶやき

ウズベキスタンの物乞い

ブハラの駅前で物乞いに会った。

 

ウズベキスタン9日間滞在中、これが最初で最後。

 

駅に到着して車を止めた場所にいた物乞い。運転手の人に物乞いに対し、私から離れるように言ってもらうと、その物乞いは運転手に対し怒鳴り始めた。まさか怒鳴り始めるとは思わず、少々怖く感じた。

 

過去の記事を調べてみた所、物乞いを排除する動きが少し前にあったとか。

住む場所や仕事を提供したのかな?程度に思っていた。

 

5-6年前から新しい大統領の元、観光産業を盛り上げようと、観光客用の警察を作ったり、インフラに投資する事により観光客が来やすい環境を作り始めたらしい。その一環で物乞いを観光客がいる所から排除したようだ。

 

その後偶々列車で向かい側に座った人が政府高官。その人にこの物乞いについて聞いてみた。

 

物乞いはジプシーらしい。

 

そしてそのジプシーの歴史を教えてくれた。

 

ティムールがインドへ遠征した時、自分の軍隊がインド側により肌の皮をはがされるという事が起きたらしい、それの代償としてインド人の肌を剥がし、そして一部のインド人を奴隷としてウズベキスタンに持ち帰ってきた。

 

 

ティムールさんとは?

 

 

 

その後600年たっても、その子孫には仕事に就けないようにし、物乞いでしか生活できないようにしたとか。

 

確かに私が見た物乞いはインド人のような顔つきをしていた。

 

そういえばアフガニスタンにある山にこういう名前の名前があったなと。

 

 

ウズベキスタンの闇を見た瞬間だった。