レンズの修理
実はジョージア滞在中、レンズを駐車場で落としてしまった。バックパックのチャックが閉まっていると思っていたが、空いたままでバスを降りた瞬間にレンズが落ちた。
高級レンズは衝撃に弱い。案の定、フォーカスができなくなってしまった。
ショック。。。。
帰国後、カメラ修理専門店へもっていき、修理してもらう事に。
1週間で治るよと言っておきながら3週間たっても連絡がなかったので、電話すると、留守電に。
その内容は、今月末で退職するので、これ以上のサービスは受け付けませんという事だった。
焦った。すぐに電話がかかってきて、忙しくてまだ手を付けていないけど、今日中にするからという事だった。
なぜ、退職して店じまいするのか聞くと、目が辛くなってきているのもあるが、純正部品が手に入りにくくなったとか。メーカーが対応してくれなかったり、パーツそのものがなかったりとか。
パンデミック中、色々な工場が部品不足とか、人不足でフル稼働されていなかった。もしかするとこの名残なのか?
結局パーツをオーダーする必要があり、また私はその後出張に出かけたので、受け取りは3週間後となった。
店長さんは、もう最近は賃貸も高騰し、部品もなかなか手に入らず、フラストレーションがたまっているから、本当は退職したくないけど、退職するらしい。
この方はその界隈では有名で、技術が高い。日本もそうだが、このような技術者が退職してしまうのは、非常に残念だと思う。
もし、パーツが手に入りにくいのと賃貸の高騰がパンデミックの影響だとしたら、非常に残念でしょうがない。このような技術は長年かけて積み上げて来たものだから、簡単に後継者は作れない。
この方が十分な蓄えがあり、快適な退職生活を送れる事を望む。