スターリンの秘密の地下印刷所・博物館 | ハム太郎のつぶやき

スターリンの秘密の地下印刷所・博物館

ワイナリーツアーをキャンセルしたので最終日1日空いた。

 

何しようかな?とグーグルの地図を見ていると、スターリンの地下印刷所博物館がホテルから徒歩圏内にある事に気付いた。

 

ちょうど、2日前にゴリのスターリン博物館に行って、彼の事を学んだばかり。典型的な観光コースではないが、レビューを読む限り、結構よさそうなので、行ってみる事にした。

 

ここには有名なスタッフがいるらしく、その方は英語を話さないが、何となく雰囲気で言っている事を理解できたとのレビューが書いてあった。

 

到着すると、ちょうど、博物館横にある印刷所へのツアーへ出かける団体が博物館から出てきて、とりあえずそのグループに参加するように言われた。

 

印刷所の仕組みに関しては2日前のゴリで学んだので、仕組みを理解している。よって現物を見た時に、ああ、なるほど、これが先日聞いた話の本物かと理解が深まった。また一緒にツアーにいた方達に英語でその事を説明してあげた。

 

ツアーガイドさんは、話し方がとても面白くて、個性的。雰囲気で、この人は資本主義を馬鹿にしており、共産主義に多いに賛同しているが、それを面白くおかしく話すので、嫌みに聞こえないのが不思議。

 

その後みんなで博物館の方へ移動し、更にスターリンの素晴らし(とガイドさんが言っている)活動を独特な面白い雰囲気で熱弁してくれた。

 

ガイドさんは、私を中国から来た中国人だと思ったらしく、ここはよく中国人が来るから、あなたも来てくれてうれしいよ、的な事を言うと、スペイン人の客が、いや、彼女はアメリカ人だよ!というと、え~それは困るな、と一瞬怒ったジェスチャーをしたが、目は笑っていた。

 

僕は若い頃はKGBだったんだ、と当時のIDを見せてくれた。

 

それが本物かどうかはわかりかねるが、ツアーは面白かった。そこにたまたま一緒に参加した方の一人がイラン人。私は生まれて初めてイラン人と会話した。

 

イランはアメリカ人が報道しているようなばかりの国ではなく、観光客も受け入れているから、一度来るといいよ、と勧められた。残念ながらアメリカのパスポートを持っているので今は行けない。退職したら、今の仕事とは関係なくなるから、それまでに2国間の関係が良くなっていれば行けるのにね。

 

印刷所


ここから紙を投げ入れていた


仕組み




地下


動かしている印刷機






レーニンとスターリン


 3つのスターリン