スターリン
ジョージアという国の街、ゴリで生まれたスターリン。
彼が産まれた家とその横の博物館があるので、見学に行ってみた。
全く英語表記がないので、よく理解したい場合はツアーに参加すると英語で説明してくれる。
歴史の授業で習ったスターリンは、冷鍛・冷血な独裁者。
独裁者になる前からの記事を読んだが、ネガティブな事しか書いていなかった。
この博物館ではスターリンの幼少の頃、若い頃、レジスタンス(権力側からの弾圧を避けるために地下で活動している団体)、投獄されていた時代など知る事ができる。
ネガティブな記事しか読んだ事がなかった私としては、あまり良いイメージを持っていなかった。
彼の人生を別の視点から見る事により、彼が独裁者として行った行為は許され難き事だが、若い頃ををネガティブに書くのはどうかと思うようになった。
少なくとも一時期はよい志を持っていた青年であったようにも思われる。
歴史は勝ち組によって書かれているので、書かれている事がすべて正しいとは限らなく、勝ち組に都合の良いように書かれている事の方がおおいように見受ける。
決してスターリンに賛同するというわけではないが、この訪問を得て、色々な角度からの情報収集の必要性を改めて感じた。