ロマンス諸語 | ハム太郎のつぶやき

ロマンス諸語

ポルトガル訪問中、できるだけ簡単な挨拶程度はポルトガル語で行うように努力した。

 

他の人たちが話しているのを聞いて、ああこの時はこういう言い方をするとよいのかと、耳で聞いて覚えた。

 

だが、途中でこんがらがってくる。一部の単語がフランス語に聞こえたり、イタリア語だったり、よくあるのはスペイン語。

オブリガードというと、デナダと帰ってきた。え?それってスペイン語?と思うとポルトガル語でもそうならしい。

 

シンコとかの数字も同じ。調子にのって数字を覚えたので、ポルトガル語で数字を言ったつもりが、スペイン語になってしまい、相手からスペイン語で返事される事もあった。数字はエレベータが毎回数字を言ってくれるので、それで覚えた。

 

なぜかおはようのボンディアが、イタリア語のこんばんわのボナセラと聞こえの流れが似ていて、書くと違うのは明らかなのだが、耳で聞いている時に流れや感じ(雰囲気)で耳で覚えるので、感じが似ていると同じように聞こえてしまう。よってこのボンディアがなかなか覚えられなくて、ついボナセラと言ってしまったり、あれなんだったっけ?と娘に確認したりと。

 

娘は目でみて覚えるタイプなので、こういう事は起きないらしいが、私は感覚で言語を身に着けているから自分の物にするまではよく間違える。

 

そのような事を帰国後同僚と話していると、ロマンス諸語について教えてくれた。その方はルーマニア出身。なるほど、納得。その方が別のルーマニア人とルーマニア語で話している時、内容は完全にわからないが、時々何となく単語をピックアップできる時がある。

 

 

 

 

さて、どこかに行くと必ず、オラ(こんにちわ)と言って入っていった。一度だけ、そのオラという言い方がネイティブのように聞こえたとかで、ペラペラとポルトガル語で話しかけられてしまった。

 

何言っているか全くわからなかったので、私は英語を話しますとフランス語で答えてしまった。(焦って出てきた言語)

Je parle anglais 

という風にデューリンゴで習った通りに。

 

さすが観光地。それでも通じるのが面白い。