日本語の敬語と英語の敬語 | ハム太郎のつぶやき

日本語の敬語と英語の敬語

今朝、日本の学校の先生にメールを返事する必要ができた。

 

まず始めに先生という敬称が敬語なので、確か様とか殿とか必要ないはず。30年前に日本で習った敬語を思い出すべく、ネットで検索すると、やはり先生様とは言わないそうだ。

 

台所まで10歩ほどあるくと、なぜ台所に来たか忘れる時があるが、こうやって30年前のことでも思い出すことができるのは、私の記憶力もまだまだ若い。かな?!?!

 

日本語で手紙を書く時には敬語に非常に気を付けている。尊敬語、丁寧語、謙譲語など種類があり、時と場合によって、ネットで使い方が正しいかどうか確かめながら、文章を綴る。

 

英語にも敬語があるのと聞かれることがあるが、あると言えばある。

 

仕事上のメールはAssertiveにならないような言い方をする。例えばどうだろうか、簡単な例でいえば、実際の仕事をするのは相手なのだが、~をして下さいとか~した方が良いと言いたいとき、直訳すると Please do this とか とても失礼にあたる言い方のyou should do thisなど考えられるが、そこを簡単にWe should do thisと私たちと置き換えることにより、失礼な言い方ではなくなり、直接的な言い方でもなくなる。

 

これを丁寧語とみなされるのだろうか?丁寧語的な意味合いはあると思う。

 

また、私の仕事で、政府関係に法的文章を提出する機会がある。その時は、閉めの言葉に Respectfully submittedと書く。通常の会社仲間や取引先の方へはBest Regardsと終えることの方が多い。 カジュアルな会話な時はThanksとだけで終わる時もあるが、上司に対しては絶対使わない。

 

お願いする時は、I appreciate if you consider doing thisなどと、~をして頂ければ幸いですという、謙譲語的な言い方をする。政府に提出する書類を作るときは、10回ほど見直し、それと同時にだすメールの文章も一旦下書きしてから、翌日もう一度見直し、全体的に謙譲語的な意味合いを持たせているか確認するようにしている。Sleep on it と言うが、一度寝て翌日改めて読み直すと間違いに気づきやすい。兎にも角にも幸い私が関連している分野の政府に提出されている資料は公共書類なので、自分の分を提出する前に他社が提出した書類を読んで、自分が作った書類に不備がないか何度も何度も確認している。

 

そう考えると、英語にも敬語があり、常に気をつけながら、文章を構成している自分がいる。