いつになったらまた飛べる? | ハム太郎のつぶやき

いつになったらまた飛べる?

先日とある航空会社から特定の顧客に機内誌が自宅に郵送された。

数ヶ月ぶりの機内誌発行らしく、機内には置いてないので本当に特定顧客のみ。ネットでは記事を読めるらしい。

毎月の様に飛行機に乗っている時は時々チラッと見るだけ。なのに久しぶりに手に取った機内誌は、隅々まで読んでしまった。

機内誌は元々広告収入で賄っているので、広告代を払っている企業としては郵送代出してでも、読んでもらいたいと思う。ネット記事によると受け取った人は、昨年75,000マイル以上フライトした顧客が対象。広告を出している企業としては、年に数回しか飛行機に乗らない顧客より、月に10回フライトしてくれる顧客が対象と分かっていれば、それに見合った広告が出来るので、ROIは (return on investment, 投資収益率)が高くなると予測する。

さらに広告会社が郵送費を払っているので、航空会社としては、更なる自己資金なしに、上級顧客にコンタクトし、自社を思い出してくれる良い機会となる。実際にこの機内誌を受け取った時、懐かしくて思わず涙目になってしまった私がいるのだから、他にも同じように感じた人もいるかもしれない。

届いた雑誌。

航空会社も顧客維持に必死で、今までとは違ったアングルからマーケティングをしている。日本の航空会社が作ったYouTubeはかなり質が高く楽しんで見た。

航空会社の従業員が個人的に作っているYouTubeも時々見るが、最近になって彼らにどこの航空会社で働いているかを動画上で言っても良いになったのか、個人動画だが会社の宣伝にもなっている。

安全にまた空の旅ができる様になった時、やはり考えるのは今上手くマーケティングをしている航空会社だと思う。まんまと彼らのマーケティングに引っかかっているとは認識しているが、だからそれが悪いわけでもない。一消費者としては、こういう時だからこそ、クリエイティブやイノベーティブになれる企業と今後とも付き合っていきたいと思う。