先日、愛知県の犬山城を訪れました。

 

日本で天守が国宝に指定されている城はわずか5つ。姫路城、松本城、彦根城、松江城、そしてこの犬山城です。

 

しかも犬山城の天守は現存する木造天守の中でも最古クラス。戦国時代の1537年頃、織田信長の叔父である織田信康によって築かれました。

 

大河ドラマ「豊臣兄弟!」でもちょうど先日、稲葉山城(岐阜城)攻めの場面があり、犬山城はその重要な前線基地として利用されました。

 

入り口は地下2階にあり、まず結構急な階段(というよりほぼハシゴ)を登ります。

 

1階まで登ると、武者走り(むしゃばしり)という板敷きの廊下が部屋の周囲を囲みます。壁には格子窓があり、現在は景色を楽しめますが、戦国時代は敵が攻めてきた時の防衛に使われていたと思われます。

 

この格子窓は基本縦格子になっています。

 

城に登る前、麓で営業していた人力車のお兄さんに、横格子が嵌められている窓が1箇所だけあるので、それを探してみてください、と。

 

なぜ1箇所だけ横格子になっているか。その理由は「不明」なのだそうです笑。

 

ありました!

 

そして最上階に出ると、犬山城名物の廻縁(まわりえん)。建物の外側をぐるっと一周できるバルコニーのような場所です。

 

ココ↓:

 

眼下には雄大な木曽川。なかなかの絶景です。

 

 

ただし高い。手すりはありますが、足元は普通に板張り。高所が苦手な人は、少し腰が引けるかも。実際この日は風が強く、途中から川側の縁へ出るのが制限されました。

 

犬山城は長い間、城主だった成瀬家の個人所有でした。つまり国宝のお城ながら「個人の持ち物」でした。

 

お城には成瀬家の初代城主・成瀬正成から、平成に亡くなった12代城主・成瀬正俊さんの写真が飾られています。

 

2004年に財団法人化。相続税が莫大過ぎたのが要因の一つとも言われています。法人化された後も、理事長は成瀬家が担っています。

 

城下町は、歴史的な建造物が建ち並び、往時の雰囲気を今に伝えます。加えて食べ歩きできるようなお店も多くあり、たくさんの人出でした。賑わってる〜!

 

4月の第1週末に行われる犬山祭ではもっと人が繰り出すそうです。

 

犬山城は、木曽川沿いの小高い丘の上にあり、かつては木曽川を押さえる重要な戦略拠点でした。江戸時代の天守が現存する現存12天守の一つであり、国宝5城の一つでもある。

 

階段の急さも、床板の軋む感じも、全部ひっくるめて本物の城。もし訪れる機会があれば、そして高いところが苦手でなければ、ぜひ最上階まで登ってぐるっと一周して木曽川の景色を楽しんでみてください。

 

お昼は味噌カツ食べました。うま〜っ!