京都・東福寺へ。初訪問です。

 

東福寺という名前は、奈良の「東大寺」と「興福寺」から一文字ずつ取って名付けられて13世紀に創健。由緒からしてスケールが違います。

 

実際に訪れて感じたのは、とにかく敷地が広い!「寺」というより、境内が一つの渓谷全体という印象です。

 

京都駅からJR奈良線で一駅という近さなのに、この別世界感。


臥雲橋を渡ります。

 

まずは国宝の三門へ。室町時代の建築で、どっしりとした風格。

 

看板の説明によると、一般的には寺域への入り口の門は「山門」だが、東福寺では「三解脱門」=「3つの門」=「三門」と表記していると。

 

三解脱門とは、涅槃に達するために通らねばならない門で、その3つの門とは「空門(くうもん)」「無相門(むそうもん)」「無作門(むさもん)」だそうです。

 

本堂:

 

本堂の天井いっぱいに描かれた天井画龍図。画家・堂本印象によるものだそうで、見上げると迫力に飲み込まれそうになります。

 

本堂とは別の建物でしたが、屋根瓦に「東福寺」の文字が多数。自己主張強めです笑:


そして通天橋:


 さらに本坊庭園(方丈)へ。南庭の枯山水庭園:

 

北庭のチェス盤のように市松模様に配置された石と苔。静けさと緊張感が同居する不思議な空間。これらは昭和になってからのデザインです。

 

方丈から通天橋を望む。いわゆる「青もみじ」ですが、これが想像以上に美しい。


お賽銭箱に「百円札」が。懐かしいなぁ。

小さい時は、まだ百円札って身近にあったんですよ。東京のおじちゃんが100円玉でおこづかいをくれた時、田舎の子供のボクは見たことがなくて恐ろしくて、お母さんに百円札に交換してもらった記憶があります笑


東福寺の面白さは、地形の使い方にもあります。自然の渓谷をそのまま活かした造り。その深い谷を流れる小川に橋を掛けています。地図を見ると四本も掛かってる!

 

谷へと降りて、臥雲橋を見上げてみました(奥に見える)。橋からの景色とはまったく違ったダイナミックな構図。橋と新緑と空。その組み合わせがなんかいいなぁ。

 

まだ咲き始めながら、あじさいがチラホラ:

 

春〜初夏でも十分たのしめるなぁ。秋の紅葉が有名なのも納得しつつ、「これは秋にも来なければ」と自然に思わされる景色。

 

一度の訪問ではとても見きれない広さと奥行きでした。なんでこれまで訪れてなかったんだろ。秋もまた来たいな。人多いんだろうなぁ。
 

帰りに、にしんそばを食べました。出汁が効いていてやさしいお味。美味しかった!