冬のオリンピックが始まりました。

 

スノーボードやフィギュアスケートなど、できるだけ高くジャンプして、できるだけ多く回転して、そして、できるだけ美しい着地を求められる競技。

 

スノーボードだけ履いて、すごく高いスキーのジャンプ台のような所からジャンプする。それだけでも十分すごいのに、さらに空中でクルクルと回転している。

 

本番でたった一回きれいな着地を決めるために、あるいはあと半回転でも多く回れないかと挑戦し続ける中で、これらの選手たちはいったい練習で何百回転んだんだろう。

 

そう想像するだけで、胸が熱くなります。

 

今年は大きなスポーツイベントが多い年。3月には野球のWBCが始まり、その後にはサッカーのワールドカップも控えています。

 

体を動かすことは気持ちいいし、なにより楽しい。そしてスポーツする人たちが放つ空気は本当に素晴らしい。

 

素晴らしいというのは、ニッコリ笑って白い歯がキラッと光るような、分かりやすいイメージではありません。

 

何度も失敗して、しんどい思いもして、常人からすれば正気の沙汰とは思えないような技を「自分だったら普通にやったらできる」というレベルまで高めて、本番に臨んでいる。

 

それでも門外漢の人たちには「それができたからってだからどうなの?」とリアクションされたりする。

 

そんな苦しみや本番への不安、逆に高揚感やある種の優越感なども混ざりあった複雑な感情。

 

きっとあの独特の醸し出す雰囲気は、成功だけではなく、失敗も不安も全部ひっくるめたものに違いない。

 

だからこそ、オリンピックを観ていると胸がざわつくのかもしれません。

 

華やかな舞台の裏にある、そうした複雑な感情ごと感じ取れる自分でいたいなと思います。