JBBF限定の話ではありますが、メンズフィジーク部門で着用するサーフパンツの規定が変わって厳しくなっております。
ルール自体は以前から存在していたのですが、会場でのコスチュームチェックが今年からさらに厳しくなった印象。
変更内容とは、太ももを強調し過ぎるようなパンツはダメということで、パツパツのものや極端に短くて太ももが見えるものが規制対象になりました。
判断に迷うギリギリのものを着用していた選手は、コスチュームチェック時に写真を撮られて、出番前までに写真審査されていました。
昨年まで大丈夫だったからといって油断はできない。
過去を振り返ると、メンズフィジークの黎明期には「でかパン時代」とでも呼べる時期がありました。ブカブカで、またひざの隠れるような七分丈のサーフパンツが主流でした。
これはまあまあダサいよねということで、年々「よりタイトに、より短く」なっていった経緯があります。
近年では伸縮素材でスパッツのようなピタピタのサーフパンツが現れてきました。
これは行き過ぎだということで、是正しようというのがルール改正の骨子のようです。
具体的には以下のようになりました。
・パンツのすそは手の指2本が入る程度の余裕がないといけない
・すそ丈はひざの少し上までの長さがないといけない
短過ぎると判定された場合、出場するためには連盟が用意した布をすそに付け足すなどの措置が必要になるようです。
羞恥プレイとも言えるかなりのペナルティ笑。
コスチュームチェックの現場で結構厳しめに審査されているのを見て、自分の番まで結構ドキドキしながら過ごしました。
今シーズン3大会出場して、3着のサーフパンツを着用しました。それぞれに微妙にサイズ感が違っていて、手持ちのものも含めて今の基準でも大丈夫なのかなという確認する目的。
結果的には、どれも特に疑義を持たれることなく、無事コスチュームチェックを通過しました。ホッ!
JBBFのオンラインストアを見ると、JBBFのロゴ入りサーフパンツが販売されています。
少し前までは、この商品は「コンテストには着用できません」と記載されていましたが、今では通常のサーフパンツと同様に着用できるようです。
これを履いてコンテストに出ている人をまだ一人も見たことはありませんが、そのうちこれが統一のコスチュームになるんじゃないだろうね笑。
JBBF競技ルールマニュアル2025年度版 (メンズフィジークは39〜47ページ)
繰り返しになりますが、これはJBBFという団体に限った話。他団体はそれぞれのルールで運用されています。