夏の風物詩、高校野球の地方大会が各地で始まりつつあります。
先日京都で過ごした際、球場に赴いて1回戦の試合を観戦しました。
西京極球場。今はネーミングライツで「わかさスタジアム京都」という名前になっています。
生の地方大会観戦はすごく久しぶり。前回がいつだったかまるで思い出せません。
とはいえスタジアム周辺は安定の変わらなさ。少なくとも最寄り駅から球場入口までは昔と全くと言っていいほど変わっておりません笑。
入場ゲートでうちわが配られました。
通路ではミストが。どちらも少しでも涼しく観戦できる工夫。
一応熱中症を警戒して、バックネット裏の屋根の下で観戦することにしました。
球場に着いたときは、ひと試合目の途中。両チームの実力が拮抗していて、抜きつ抜かれつの接戦。最後は延長10回サヨナラ。9x-8。満塁で回ってきた4番が仕事をしました。
123 456 789 10|計
201 000 300 2 |8
004 002 200 3x|9
やってる方は大変なのですが、見てる方は面白かった。
次の試合は逆に、試合前のノックから両チームの力の差が歴然。結果5回コールドでした。地方大会の1回戦では往々にしてこういったことが起こります。
いずれの試合もやっている選手たちは、ここで負けたら終わりですから必死。
ですがお気楽な観客としては、両極端な試合が見られて、一粒で二度おいしかったな、くらいでした笑。
この感覚いいな。
もっと若い時分は、毎日がオーディションのような切羽詰まった気持ちで練習していた高校球児の頃の自分を投影してしまって、楽しめてなかったかも。
高校生たちが必死にプレーしている姿を、今では延々見ていられます。
特に応援するチームがあるでなく、フラッと近くの球場に立ち寄って観戦するのって、いいレジャーかもしれません。
観客席を見渡すと、そんなご同業と思しきおじさん(おじいさん?)たちがたくさんいるのかも笑。