出島がミュージアムのような形で整備されていましたので、足を運んでみました。子供の頃にはなかった施設。

 

出島はご存知のように、海に突き出た扇形をした人工の島で、鎖国時代には日本と西欧を結ぶ唯一の窓口だった所です。当初はポルトガル、その後は長く主にオランダとの貿易拠点でした。

 

現在は周囲が埋め立てられていて島は無く、普通の陸地です。

赤い囲みが出島のある所(Google Mapsより):

 

最寄りの路面電車の電停の名前が「出島」なので、小さい頃はこの辺にあったのかなぁとぼんやり想像するくらいでした。

 

それが近年になって、往時の姿が復元されています。

 

現在はまだ出島の北側が川に面しているだけですが、長期整備計画では、周囲を水で囲まれるような姿に復元するそうです。

 

表門:

 

ここは先日、福山雅治さんと仲里依紗さんが行ったランタンフェスティバルのパレードの出発地点だったんですねー。

 

衣装やメイクはこの出島内の建物を楽屋にしたようです(その様子が仲里依紗さんのYouTubeで撮影されていました)。

 

ミニ出島の模型も展示されていました:

 

建物の中は博物館のようになっています。

 

当時の居住空間の復元:

 

乙名(おつな)詰所。日本側の貿易事務や管理を行っていた場所:

 

動画にもしてみました: