最近どうも日中の疲れが取れない。もしかしたら睡眠時無呼吸症候群の気があるんじゃないのかなぁという懸念があったので、思い切って検査をしてもらうことにしました。

 

実は気にすることのほどでもないのかもしれないし、もし症状があるのなら何か対策があるのかも確認したかった。

 

睡眠外来のクリニックに出向き、まず話されたのは、10秒以下の無呼吸あるいは低呼吸状態というのは健康な人でもあり得ると。

 

「10秒以上の無呼吸あるいは低呼吸を1回と数え、それが1時間に5回未満であれば正常」とみなすそうです。

 

簡易検査のためにパルスオキシメーターを渡されました。これを持ち帰り、自宅での就寝時に装着して血液中の酸素飽和度と脈拍数をモニタリングします。

 

これで睡眠1時間当たりの無呼吸と低呼吸の合計回数(無呼吸低呼吸指数)を調べます。判断基準は以下だそうです。

 

5未満: 睡眠時無呼吸症候群ではない

5~15: 軽症

15~30:中等症

30以上:重症

 

ボクの結果は「12」でした。軽症と中等症の境目だと。

 

酸素飽和度が通常より3%下がった状態が、10秒以下の無呼吸あるいは低呼吸状態と相関があるそうです。

 

測定データ:赤い線が酸素飽和度、青い線が心拍数。酸素飽和度が下がって、心拍数が上がっている状態が無呼吸あるいは低呼吸状態です。

 

結果に応じて以下のような治療計画になるそうです。

 

5未満:特に治療なし。肥満の方は減量で病気を予防する。

5以上:精密検査を行い、睡眠時の体の状態をさらにくわしく調べる。←ボクはコレ!

40以上:明らかに重症なので、すぐに治療を開始する。

 

ということで、後日一泊入院して、ポリソムノグラフィーという検査で精密に測定することになりました。

 

そのクリニックには検査入院できる部屋が4部屋あるものの、既に予約が埋まっていて検査は3月以降になるとのこと。

 

具体的な対策(治療)法の提示はその結果を見てからですが、今の感じからすればおそらくマウスピースを使った療法になるのではと。寝ている間の下あごをやや受け口になるように固定し気道を確保する方法です。

 

CPAP(寝ている間に鼻から空気を強制的に送り込む装置)を装着するまでにはならないだろうと。

 

検査はもう少し先になりますが、受診してよかった。さほど深刻なものでなかったというのが分かって安心しました。