長崎ネタでもう一つ。お昼ご飯に「吉宗」で茶碗蒸しを食べました。「よしむね」でも「よしそう」でもなく「よっそう」と読みます。
茶碗蒸しっていうと主菜の添え物で、小さな器に入っているイメージですけど、ここでは茶碗蒸しがメインで、丼ぶりで出てきます。
(ショーウィンドウのフードサンプル。良く出来ています。)
うちの家ではお客さんがあると、お寿司か、吉宗の茶碗蒸しと蒸し寿司のセットを出前してもてなすというのが定番だったなぁ笑。
創業は幕末の1866年。老舗の風格を伝える店構えです。 お昼前の11時半頃行ったのですが、既にすごい行列でした。
入り口にはいわゆる下足番の方がいて靴を管理してくれます。
ドラマなんかで、高級旅館にはベテランの下足番の方がいて、靴の状態で常連のお客様の体調まで分かる、なんてシーンがありますがそんなイメージです。
順番が来たら番号札を渡されて、その木札を(「火の用心」みたいに)カーンと鳴らして店内に来客を伝えてくれます。昔ながらのお出迎え。
店内も由緒あるたたずまいです。
茶碗蒸しと蒸し寿司のセット。1,485円。
蒸し寿司のピンクの部分が少し甘くて、子供のころは好きだった笑。懐かしい味です。
おめでたいハレの日に食べる食べ物として記憶に焼き付いています。食べただけでなんだかウキウキした気分になりました。美味しかった。
吉宗のウェブサイト: